iPhoneとiPadの使い分け


iPhoneが大きくなったのがiPadなので、電話やカメラ機能を除くとできることはほぼ一緒。そのため、両方の端末を持っていると、どう使い分けるかを考えておかないと二度手間になるだけのようです。iPhoneはいつでもどこでもサッと使える手軽さと、常時接続、フリックでの短文の打ち安さ、通話、カメラ、メールチェックなどが快適で、iPadは広い画面での閲覧性と操作性、長文入力、バッテリーの持ちなどの良さが長所です。それらの特徴を考えると、
iPhone
電話、TwitterRSS、メール、メモ、カメラと関連アプリ、音楽やネットラジオGPS、ToDoリスト、予定表、家計簿、辞書やウェブ検索など。
iPad
ブラウジングワープロ、動画、写真、電子書籍や雑誌、新聞、PDF、細かな写真加工、地図、カレンダー、手書き入力、メール作成、ゲーム、PC遠隔操作など。といったところでしょうか。


もちろんどちらの端末も同じアプリを揃えてもいいのですが、評判のいいOsfooraのクライアントや、ReederというRSSリーダーiPad版が出たものの、Twitterだと既読位置が合わなくなってしまうし、RSSアプリはiPhone用でも見やすく扱いやすく設計されているので、iPad版は不要のように思います。例えばRSSならiPhoneでチェックをし、気になったものならスターを、保存しておきたいものならRead It Laterへ、完全保存したいものならEvernoteへ保存すれば、iPhoneでもiPadでも扱えるし、iPadではRead It Laterに保存してあるものは、アプリを起動し同期をしておくことでオフラインでも閲覧できるので、iPadWi-Fiモデルを使っている私は好都合です。ちなみにDropboxにしても、スターを付けてお気に入りに入れておけば、キャッシュされてオフラインで扱えるし、それをGoodReaderへ渡して閲覧する機能もiPadには付いているため、抜群に読みやすいです。特にGoodReader for iPadは今日のアップデートで、PDFを見開き表示が可能になったので、本を読んでいるのと同じ感じで2ページ分を閲覧できるようになりました。またEvernoteの場合は、スターの機能はiPad版にはなく、一旦開いて表示させればキャッシュに残る仕様のようです。
ToDoアプリやメモアプリでも、iPhoneに一元化しておけば同期したりする手間も不要だし、音楽の保存はiPhone、写真の保存はiPadに振り分けておけばメモリの空き領域も確保できます。
iPadを買う前は、似たもの同士なのでiPadiPhoneをうまく使い分けられないだろうなと思っていたのですが、買って使ってみるとiPadiPhoneの長所と短所がハッキリ見えてくるので、双方の特徴をうまく噛み合わせることで、抜群のコンビとして活躍してくれそうです。