iPhone4 分解修理

電源ボタンが壊れてしまった私のiPhone4。部品を取り寄せて修理しました。部品はこちらのショップで購入しました。電源ボタンはボタンそのものが悪いわけではなく、ボタンが押されている側のスイッチに問題があるため、センサーフレックスケーブルというパーツを交換する必要があります。また、iPhone4は底の部分にある2本のビスが特殊なため、これを外す星型のドライバーも必要になります。そして、内蔵バッテリーも弱っているので、一緒に注文しました。送料込みで計3940円也。

ホームボタンも壊れやすいパーツですが、調子が良くなる技の一つであるデコピンをして以来、絶好調になってしまったので、このパーツ交換はしませんでした。分解に関しては、こちらのページを参考にしました。

こんな感じでドンドンばらしていくのですが、下の画像のバッテリーは両面テープで引っ付いているため、ポロリと簡単には外れませんでした。しかし、iPhoneの下のビス2本と、バッテリーのハーネスを保護しているカバーのビス1本を外せばokなので、交換は誰でも難なくできそうです。

バッテリーも1600円とお値打ちなので、保証期間がすでに切れているiPhone 4なら、自分でやったほうが速くてお得です。
ただ、バッテリーは簡単ですが、他のパーツとなるとかなり分解する必要があります。また、小さなビスは微妙にサイズが違っているため、どこのビスなのかを覚えておいた方がいいです。ビスにはゆるみ止めのネジロック(緑色の部分)が塗布されていました。
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バラバラにしてようやく交換パーツを外すことができました。右下の丸い真鍮色の部分が電源ボタンであるスリープスイッチで、中心がもっこり盛り上がって、それをプチっと押すとスイッチが動作する仕組みでした。

外したパーツは、爪で押すとプチプチと動作するため問題はないのですが、中心の膨らみが減っているためか、電源ボタンとの当たりが弱いのが原因だったようです。
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そのため、ボタン側の丸い部分にフィルムのようなものを貼れば、パーツを交換することなく直ったかもしれません。組み立ては、逆の手順を踏めばいいのですが、細かな作業になるので、手先の器用さが求められますね。とりあえず何とか無事組み立てることができ、問題なく動作するようになりました。バッテリーも新品になったので、せっかく買ったバッテリー内蔵ケースも出番が少なくなりそうです。


ところで、初代iPadの方は、未だにバッテリーは元気です。ただ、iPadiPhoneのように頻繁に使うものでもないので、普段はスリープではなく電源を完全に切っておき、使う前に電源を入れるようにしたほうがいいですね。起動は待たされますが、Windowsを思えば速いし、電源を切っておけば充電もほとんどしなくて済むし、バッテリーの寿命も伸びます。今頃気付いてももう遅いのですが、バッテリーが完全に弱ってしまうと使い勝手が一気に悪くなってしまうので、iPad3も見送る予定の私としては、iPadを当分使わないときは、電源をオフにしておこうと思います。ちなみに、ノートPCを自宅で使うときはバッテリーは外しています。つないであれば補充電を繰り返してしまうので、バッテリーにはよくないのですよね。ノート用のバッテリーは価格が高いだけに、電源があるところで使うのであれば、バッテリーは外して使ったほうがいいです。この方法で使っているネットブックEeePC 901は、使い始めてからかなり年数が経っているのですが、今もバッテリーは現役バリバリです。