アプリ代

iPhoneiPadのアプリネタばかり書いているので、アプリに使った金額は多いと思われているかもしれませんが、今年に入ってから使ったiPhoneiPadのアプリ代は1445円。月平均361円ほど。かなり少ないですよね。前年は14285円で月平均1190円だったことを思うと、更に節約上手、買い物上手になってきました。iPhoneiPadアプリはPCアプリと比べると安いため(中にはOmniグループのアプリのような場違い価格もありますが)、気軽に衝動買いしやすいです。しかし、塵も積もれば山になり、かなりの高額を投資してしまった方も見えるようですね。
いいかもと思って買ってみたものの、使ってみたらダメアプリで、速攻でゴミ箱行きの85円アプリもあれば、使ってみたらすごく便利で、長期に渡って便利に活用している85円アプリもありますが、どちらも払った金額は同じ。いとも簡単に作った一発屋的なアプリでも、綿密にテストを繰り返して実用性を高めた質の高いアプリでも、開発者側の収益は同じなんですよね。
最近、この本を読んでみたのですが、

iPhoneアプリの開発者向けの本で、プログラミングの知らない私が読んでも意味はないのですが、顧客の心理を分析し、開発と販売に関する細かな手法が書かれたもので、アプリ開発だけでなく、営業職をしている方にも参考になる部分があるかもしれません。ただ、この著者の場合は、利用者に便利に活用してもらうためのアプリというよりも、話題性やヒットを狙ったアプリ開発が目的のように感じました。売上重視といった感じでしょうか。
無料で広告もないのに役に立つアプリ(例えば図書館日和とかSleipnir、neu.Notesやneu.Calcなど)もあれば、そうでもないアプリもあるだけに、iOSアプリを向上させるには、開発者側の努力だけでなく、買う側の選択力も必要かもしれませんね。今のiPhoneユーザーの選択力の答えが、App Storeのトップ25なのかもしれません。衝動買いする前に、「本当にこれって必要?」「商品価値あるの?」「このアプリの開発者にお金を投じていいの?」など、ポチる前に一旦考えることが大切で、その行為がアプリの向上と、自分の財布の節約につながるのではないかと思いました。