最近読んだ本

自然に学ぶ粋なテクノロジー なぜカタツムリの殻は汚れないのか (DOJIN選書22)

自然に学ぶ粋なテクノロジー なぜカタツムリの殻は汚れないのか (DOJIN選書22)

とても良かったです、この本。ネイチャーテクノロジーの紹介や必要性を語った本なのですが、そのネイチャーテクノロジーとして、なぜカタツムリの殻は汚れないのか?ヤモリはなぜ天井を走れるのか?アワビの殻はハンマーで叩いてもなぜ割れないのか?群れの魚はなぜぶつからないのか?といった内容や、それを研究して実生活に役に立てる構想などが紹介されていたりして、「へー!」の連続でした。


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割りと初歩的な内容なのかもしれませんが、生命保険やマイホームあたりの説明は参考になることが書かれていました。お金は増やすことよりも、まず使わないことが大事で、それには物欲をいかに抑えるかが重要ですよね。ものを買ってもいずれは飽きたり価値がなくなったり使わなくなってしまいガラクタ化するのだから、そういったものを買うときは半年後、数年後のことまで考えて買うべきだし、あまりものに恵まれると喜びも薄れるしキリもないから、人並み以下の貧乏レベルでさまよっているのが、一番幸せのような気がします(笑)


はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

翻訳本なので読みにくいですね。翻訳でなく、英語のわかる日本人が一旦この方法をバッチリ理解して、自分の言葉である日本語で執筆してあるといいような気がします。本の内容は、こちらのほうがわかりやすいです。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0606/28/news097.html


投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術

投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術

読書法の本ですが、ありきたりなことが書かれている部分が多いものの、読みやすく実践的な内容でした。本は読んだところで印象や記憶に残らなければ時間を浪費しただけに過ぎないので、どうせ読むなら活かしたいもの。そのためにも、ただ読むだけでなく、ラインを引いたりメモを取ったりして少しでも記憶に残るようにするべきだし、良いことなら忘れないように本やメモを読み返し頭にインプットして行動できるようにするべきなので、自分なりのベストな方法を見つけるためにも、こういった本からアイデアを探している最中です。


これも読書法の本ですが、速読術を否定していた部分は同感でした。あんなに魔法のように速く読んだところで、頭に残っていなかったり理解できていなかったら意味がないですよね。文字を目で追う速読術を鍛えるよりも、考えながら読む技術を鍛えるべきです。
ちなみにこの本、他の新書に比べて少し値段が少し高いのですが、”チャボ”というシステムがあり、その本の著者の印税の20%が 特定非営利活動法JENを通じて、世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援に使われるのだそうです。となるとこの著者は立派だなと感じますが、本の値段を上げていては読者に負担させているようなものですよね。。。