最近読んだ本

今日は選挙で投票はしますが、投票しても自分の意見や希望が上に届かないのが現状。政治家や官僚、一部の有識者で政治が運営され、その場その場の国民の意見は、報道によって勝手に集約され政治家に何となく伝わる程度が関の山。
集めた税金を再びばら撒く定額給付金や、平日が休みな人には不公平な1000円高速など、問題のある政策が取られても、反対の意見は届かず政治家の一存で強制的に執行されるだなんて、独裁国家共産主義国家と変わりませんよねw
国民の間では、色んな考えが錯綜し、素晴らしい案や考えもあるのですが、そういった意見を討議する場すらないから、政治家や評論家、タレントたちが出演して意見を述べ合うテレビ番組の視聴率が高くなってしまうのかもしれません。
で、この本を読んだのですが、

代案を出せ!

代案を出せ!

素晴らしい意見が山ほど書いてあります。著者の勝谷氏の意見だけでなく、勝谷氏のメルマガの読者の意見もそのまま載せてあるのがポイントで、同感!と思ったり、なるほど!と関心したりの連発。
政治に関心がない方でも、こういった本を読んで多くの意見を聞いたりすれば、自分の意見や考えの正確性も増すわけで、そういったレベルになって初めて投票する権利が出てくるのではないかと思います。
今では、20歳を超えたからという理由だけで投票ができるので、まったく政治に関心のない人や、会社や仲間に強制されたり、どこの党かで判断して投票してしまったり、政治でなく宗教に左右されている人がいたりと、立候補者の政策や考えなどを無視した1票であってもカウントされてしまいます。これではとてもじゃないけど、国は良くはなりませんよね。
私も今までは、自分が政治に関心を持ったところでどう変わるわけでもないし、政治に文句をたれながら酒飲んで愚痴っているおっさんなんかにはなりたくないと思っていたのですが、こういった本を読んで、自分の考えを改めてみたり膨らませてみたりするのは、脳トレにもなっていいですよね。(おい、国ではなく自分のためかよw)