手書きの威力

来年の手帳がいくつか出てきましたが、手書きといえば、ノート術もピックアップされ、「東大合格生のノートはかならず美しい」というタイトルの本が人気となったり、中村俊輔選手の「夢をかなえるサッカーノート」という本も出版されたりしています。
夢をかなえるサッカーノート [ 中村 俊輔 ]
スポーツ誌のNumberでも、「あの人のノートが見たい」というタイトルで、各選手や監督の方々のノートを特集しています。
"Number736号"
このNumberを読んだのですが、書かれたノートがカラー写真でたくさん紹介されていました。どのノートも一生懸命スポーツに取り組んでいる選手たちの努力や気合や研究の熱心さが感じられ、すごいなー!と感心させられました。
デジタル全盛で、何でもかんでもデジタル化してしまう昨今ですが、確かにデジタルのほうが保存場所を取らないし、検索機能も優秀だし、見やすくキレイに表示ができますが、想いとか熱意などはなかなか表現できませんよね。手書きだと太いペンで大きく気合の言葉を書いたり、細かな文字で詳細な説明を絵を交えて書いたり、汚いながらも自分の字で反省文や目標を書いてみたりすれば、整ったフォントのデジタルとは比べ物にならないほど想いが表現できます。そして、書き溜めて薄汚れたノートは、自分の努力の結晶になると同時に、価値があり味わいもある貴重な一品となります。こういった良さは、デジタルよりもアナログに限りますね。
中村俊輔選手のノートは、とても丁寧かつ精密に書かれていて、サッカーの解説書にでもなりそうなくらいのレベルでした。身体能力だけでなく、頭脳の能力もいかに高いかが、ノートによく表れていました。
本を見て、私も何だか書きたくなってきたのですが、これといって書くことがないw とりあえず、デジタル入力のこの日記はこのくらいにして、ノートを開いてペンを持ち、何でもいいからダラダラと書いてみようかと思います。
興味のある方は、上記の本を是非チェックしてみてください。