HYBRID W-ZERO3 ※追記


新機種が出たようですが、WMの特徴であるフルキーボードがない。
通信に関しては、速度的にお手上げだったPHSだっただけに、W-CDMAPHSをドッキングさせたというのは素晴らしいのですが、WMの長所はスタイラスが使えることと、ハードウェアキーのQWERTYキーボードがある点。特にこの部分はiPhoneの欠点でもあるだけに、ここをアピールした端末を作るべきかと思うのですが。



私はPS-C1から始まり、味ポン京ポン、初代ZERO3、es、WILLCOM 03、そしてデータ通信端末と、長期に渡ってウィルコムを使い続けてきたのですが、これでキレイさっぱり卒業できそうです。。。
今度のWMは、iPhoneを真似ているのか指タッチのしやすいUIに変更してきましたが、いくら指でタッチしやすくしても、既存のソフトは指でのタッチでは使いにくいのだし、現行のWMではブラウザの表示速度は遅く、指で自在に移動したり拡大縮小したりするのは、iPhoneと比べ物にならないほどもたつきます。
それだけに、指での操作でなく、スタイラスやコントロールボタンなどの操作で快適にすれば、iPhoneと差別化できていいと思うのですよね。そもそも、圧力で感知するタッチパネルなだけに、指を滑らして軽やかに操作するのは無理があります。うーん、残念。
D4やNSなど空振り製品が続き、ユーザーは純減し借金だらけとなっているウィルコムですが、もしかしてこの端末が最・・・

"WILLCOM HYBRID W-ZERO3"




■追記
大きさや重さはWILLCOM 03より少し増えた程度のようですが、液晶が3から3.5インチと大きくなったものの、解像度が480×800が480×854とさらに細長くなったようですね。
WMは上下のバーが邪魔なので長いほうがいいのですが、横向きで使った場合は横に広がった分、上下方向が余計に狭く感じるでしょうね。
それと、テンキーしかないのですが、横向きで文字入力するときは液晶表示のSIPで打つのですかね?タダでさえ上下のバーで狭いのに、ここにSIPだと辛すぎますよね。03で横向きでSIPを出してみましたが、これで打つのは厳しすぎました。
それと、バッテリーの駆動時間がスペック表には書いていません。
03もバッテリーの持ちは悪く、半年も経てば予備バッテリーが必須なくらいだっただけに、今回は2つの無線通信にGPSWiFi、BT内蔵。液晶も大きくなれば電力消費も増えるかもしれないだけに、買われる方はこの点も要チェックですね。
それと、今回は横向き方向が今までとは逆で、コントロールボタンが右側に来るのですね。(上の写真)
右手でスタイラスを持って、右手でXcrawlのカーソルキーの操作ってのも使いにくそうな気も。
それとMy Phoneとの同期も書いてありますが、これって連絡先のふりがなが同期できない件は解決済みでしたっけ?
また、カメラは500万画素ですが、こんなサイズの写真ってアップロードなどで面倒ですよね。200万程度でいいから、画質や撮影速度のアップのほうに力を入れて欲しいところです。
そして、金額や通信費も気になるところですが、うーん。。。
仮に安いにしても、売れるかどうかビミョー。


それにしても、何年も前から同じことを言っているのですが、何で初代ZERO3は売れたのに、その純粋な後継機を出さないのでしょう?

細長いケータイっぽいデザインのものは、それはそれでいいのですが、Pocket PCに電話機能を付けた手帳サイズの端末であるW-ZERO3は、見やすく操作がしやすく使いやすくていいマシンだっただけに、これの機能アップをした後継機を出してくれればいいものの、なぜかウィルコムは出してくれません。SHARPイーモバイルと手を組んでEM・ONEを作り、先を越されてしまったから出したくないのでしょうかね?
ウィルコムを応援していたのですが、どうもユーザーの気持ちは汲んでいただけないようで、とても残念です。