2009年

1年前は何をしていたのか振り返ってみたら、PhatWareが正月特価とのことで、PhatNotesを買ってWILLCOM 03に入れていたりしていたようですが、その愛機WILLCOM 03が、こんなにも使わなくなるとは思ってもいませんでした。今年はやはり、iPhone 3GSの存在が強烈でした。
iPhoneはWMの弱点を穴埋めしてきた後発の端末で、機能的には優れていたものの、ゲームやメディア系に強いお遊びマシンの印象が強く、毛嫌いしていたのが本音ですが、実際に使ってみたところ、ダイヤルアップ不要、高速な動作、見やすい液晶、指での楽な操作性、豊富なアプリなど、どれを取っても素晴らしく、欠点はもちろんあるものの、それをはるかに上回っていました。
そして、仕事でも趣味でも遊びでも、どんな時でもiPhoneを役に立たせることができる多くのアプリはどれも素晴らしく、今後iPhoneを使い続けることを考えても、このアプリの開発力があれば安心して使い続けられそうです。
私はデジモノの購入は一般人以下のレベルで、多くは買ってはいないのですが、過去に買ったものの中でどれが良かったかとなると、シグマリオン3W-ZERO3を抜き、iPhone 3GSがダントツの1位となりました。私は貧乏でせこい性格なのもあって、買ったものは金額の元を取るかのように徹底的に使い、それに答えられない場合は買ったことをひどく後悔するのですが、iPhone 3GSは月々6000円ほどの出費にもかかわらず、この便利さを知れば妥当な金額どころか安いと感じるほどです。そしてこのiPhoneが便利すぎて、PCの起動時間が激減しました。
後継機はさらに進化して登場し、3GSでも不満に感じるようになるのかもしれませんが、iPhoneはOSのアップデートをしてくれるし、現状のスペックならアプリを使う分には何も困ることがないだけに、2年縛りの長丁場も苦もなく使い続けられそうです。開発中らしいATOKは、是非とも導入したいところですね。


もちろん、散々お世話になったWMスマートフォンも大好きで、新たなマシンが出たらその度に注目することと思いますが、カスタマイズ性や拡張性、コントロールボタンやハードウェアキーボードなど、WM独自の利点はあるものの、動作や表示速度、安定性、操作性、デフォルトアプリのレベルの低さなど、iPhoneの使い勝手を知ってしまうと、どうしても現状では、大金を払って自分のメインマシンとして使うのは厳しいようです。とにかくWMは、iPhoneの内容を真似るような事はせず、iPhoneの欠点を長所にするような方向で開発を進めて欲しいです。
この点は、端末のメーカーやアプリの開発者さんが頑張っても限界があるだけに、マイクロソフトさんにOSの飛躍的な進化を願うしかないのかなと感じています。


とりあえず、工具と同じ感覚でサッと使えるiPhone 3GSを、これでもかというほど徹底的に活用し、その状況をこのブログで逐一報告していこうと思います。
来年もよろしくお願いいたします。