議員の国家試験

今回の選挙も、複数のタレントやスポーツ選手などの立候補者が現れ、当選した方も見えました。そんな状況を見つつ私がTwitterで、
「タレント候補を見て思うんだけど、議員としての知識を問う国家試験に合格しないことには、立候補ができないような仕組みを作ったほうがいいと思う。」
とつぶやきました。もちろん、今のタレント議員の一部がバカだと言っているわけではありませんw
ただ、この発言に対して複数の方がRTを返していただき、同意をしてくれたようです。コメントをいただいた方の発言をあげると、
Qさま組が躍進しそうw」
私、このQさまって知らなくてググりました(^_^;) タレントの教養を確かめるクイズ番組のようですが、確かにこういった番組で頭の良さをアピールすれば、当選の確立は高まるでしょうね。例えば辰巳琢郎石坂浩二ラサール石井などの方なら、バカ丸出しのタレントよりも安心感はあります。
「知識がある方が望ましくもありますしね。」
知識があれば視野が広くなるし、問題に対しての対応もいろんな方向から考えることができるだけに、専門分野だけでなく、あらゆる分野に対しての知識がある候補者のほうがいいですよね。
「議員資格制……ありかもです。」
医者でも教授でも弁護士でも資格がなければ認められないのだから、当然国会議員も何らかの資格試験を設けて、合格者のみが資格を有するようにしたほうがいいです。国民の代表なんだから、必要最低限の教養と専門性は必要ですよね。また教養だけでなく、感情を抑え、論理的に物事を考えられる能力も必要な気がします。
「無理だねぇ。現職がみんな落ちちゃうから誰も法制化しない。」
確かに。法を成立するのが議員だから、自分で自分の首を絞めるようなことはしませんよね。ただ、これに反対する議員は自分が不合格になる可能性を認めているようなもんだから、なかなか反対はできないかもしれません。
「どっちかってーと、当選後に研修を義務付ける方向にする方が対象者少なくて楽なんじゃないかと思います」
当選後の研修や勉強会なども、議員や官僚共々必要ですよね。国内も海外も情勢は刻一刻と変化するだけに、専門家を講師に向かえて学ぶ必要がありそうです。それを思うと、政治家になるには勉強そのものが好きな方でないと勤まりそうにないですね。


そんなわけで、いくら人気があろうと、性格が良かろうと、政治家としての能力がなければ議員には向かないのは当然で、あまりにも教養不足の方は、立候補すらできないようなシステムができれば無駄がなくなるし、人気で投票するほど国民はバカじゃないことを選挙で示せば、政党議員の数集めが目的のようなこともできないようになる気もします。東国原知事のような勉学力があって始めて、タレント政治家として成り立つのかと思います。
また、柔道と議員を両立しようとしている谷亮子氏は、柔道界から"引退勧告を突きつけられている"そうですね。これも当然のことで、100%議員として全力を出し、また100%スポーツ選手として活躍している方に対して、私ならどちらも50%の力で事足りますよ。と言っているようなもんですもんね。