MagicSketchApp

iPadの手書きアプリはたくさんあるものの、筆記のレスポンスが悪かったり、書いたラインが滑らかでなかったりするものが多いのですが、快適に書けるアプリもいくつかあり、それぞれに特徴があります。私が今まで試したアプリの場合、手書きの文章をひたすら書くのに適したものはFastFingaとTouchwriter HD。手書きの文章だけでなく、図なども自由に書けるものはNoteTaker HD。ホワイトボード感覚で書け、画像の挿入も可能なのはneu.Notes。文字だけでなく絵が描きやすいものはSketchBook Pro。万年筆を書くかのような美しいラインが書けるものはNoteshelf。他にもAdobe Ideas、MUJI NOTEBOOK、Notify（オススメ）、iDraftあたりはレスポンス良く書けるアプリですが、今回導入したMagicSketchAppは、手書き専用アプリの中ではベストアプリかもしれません。ペンの種類がいくつかあり、太さや色は自由に変えられ、

ノートはピンチで拡大縮小可能。細かい文字も難なく書けます。筆記のレスポンスも良く、ラインも滑らか。ピンチで拡大した時のノートの移動も、2本指でのフリックで自由自在。また、拡大して筆記をするときに便利なツールバーも用意され、

文字を書いている時にiPadの画面の右端まで行ったら、NEXTをタップすると次の右側の空白のスペースへ移動。CRをタップすれば改行してくれます。書いたページの管理も優秀で、エクスポートは画像かPDFの選択ができ、ノートのページはサムネイルで表示され、

ページごとに、作成・更新日時、コメント、スター、タグが付けられます。

ノートの罫線やデザインの変更も可能です。

もちろんページだけでなくノートも複数作れます。ランドスケープではノートの幅はポートレートのときと同じままで、余った横のスペースに、現在のページのサムネイルが表示される仕様です。
手書きのみのアプリで、画像やテキスト、アイコンは扱えず、書いたものをコピペしたり移動したりすることはできないため、紙のノートと同じ使い道となるわけですが、ページ全体を大胆に使ったメモ書きとして使ったり、拡大して文字をたっぷり書いた通常のノートとして使ったり、方眼の罫線を用いて図やマップを書いたりと、色々使えそうですね。こんなことせず、紙のノートを使えばいいじゃんと言われればそれまでですがｗ、iPadでやりたいんだよ。iPadを使いたいんだよ。iPadを活用したいんだよ、俺は。という方にはピッタリのアプリかもしれません。私が買った価格は450円でした。
MagicSketchApp(App Store)