今年を振り返って

去年iPhone 3GSを買い、今年の8月に故障。1年保証の期間が過ぎてしまい、修理交換代を払うならiPhone 4を買ったほうがいいかと思って買った今のiPhone 4。この件がなかったら今も3GSを使っていることと思うのですが、無駄な出費は増えたものの、修理交換した3GSは売れたし、iPhone 4は液晶がキレイでPDFや画像が見やすいしと、今はとりあえず満足しています。
iPadiPhone 4同様に買う気はなかったのですが、Appleのサイトの宣伝ビデオを眺めているうちにムラムラと物欲が増してしまい、何度か迷った挙句ポチッと。しかし、iPhoneがでかくなったというか、買ったのはWiFiモデルなのでiPod Touchがでかくなっただけなのと、出始め当初はアプリも充実しておらず、買ったことに後悔していたのが本音です。しかも、iPhoneiOSがアップデートし、俄然使いやすくなったのに、iPadのアップデートは遅れていたので、一時はほとんど使わなくなってしまいました。マルチタスクでないことも不便ですが、日本語入力がダメダメなんですよね。これが一番不満でした。
しかしようやくiPadのアップデートも行われ、iPadアプリも次々と登場し、今はなくてはならない存在になっています。おかげでPCはほとんど使わなくなりました。
iPhoneiPadの良さは、操作が簡単で、動作が機敏で、アプリが豊富。アプリは優秀なものが多く、仕事、遊び、趣味、運動、食事、買い物、連絡、情報、地図、勉強など、生活のすべてで活かすことができ、これが使える使えないの差はかなり大きいかと思います。ゲームやTwitterなどの依存症になり、時間を浪費してしまいやすい弊害もありますが、このあたりは自分でコントロールしながら、これからもドンドン活用していこうと思います。
ちなみに、8円運用で話題になりゲットしたIS01、たまにワンセグマシンとして使っている程度で、ほとんど机の飾りとなっています。今年買ったデジモノはこの3台と、エコポイントで背中を押された地デジテレビ、それとブルーレイレコーダーくらいかな。エコポイントは、今はポイント分値下げされて売っているようですね。ひでぇ。


私生活では、仕事でもプライベートでも、相変わらず何の変化もない日々が続いているのですが、良い面としては、
■禁煙、禁酒が継続でき、ストレスがたまりにくくなったこと
ストレス発散にタバコを吸ったり酒を飲むといいますが、飲み続けて依存気味になっているせいで、吸ったり飲んだりしないことには、ストレスを感じてしまうように脳も身体も変化するのですね。その事実を実感できました。また、吸ってリラックスしたり、飲んで忘れようとするのは、心の負担をタバコや酒の力で身体の負担に変えているだけの話なんですよね。これはシンナーや麻薬でも同じかもしれません。ストレスを感じないようにする根本的な部分を変えないことには、そのストレスは何度も何度も訪れ、酒とタバコを積み重ね身体に害を及ぼしながら、解決することなく永遠と繰り返され、心身ともに一生負担となって付きまとってくるのですよね。依存症というループ現象は、そのことを気付かなくさせ増幅させてしまうので怖いです。
■ジョギングや筋トレなどの運動をコンスタントに行えるようになったこと
継続の鍵は記録を付けることですね。これには記録が簡単で、結果が見やすいiPhoneアプリが役に立っています。そして、運動の効果は身体に顕著に現れます。どの程度身体に効果的だったのかは、サボるとよくわかります。そして、運動後の爽快感と充実度はものすごいものがあり、ストレスを発散するのは、運動での効果が最も大きいかと思います。そのおかげもあって、今年も一度も病院へ行かずに済みました。(病院へ行かなかったら、保険代の掛け金がドンドン下がればいいのに)
■テレビをほとんど見ないようにし、読書の時間を作れるようになったこと
子供の頃からずっと、家にいるときはテレビは付けっぱなし状態だったのですが、これをやめ、テレビは見たい番組だけを録画して、大きなイベント以外は生では見ないようにしました。このおかげで、自分の時間の密度が濃くなりました。というのも、例えばテレビの情報番組をメモに記録した場合、数行で済んでしまうものを45分間も使って放送しているのですね。娯楽番組は楽しいですが、これを録画して、番組の始まりの雑誌の表紙的な部分や、CM、CM後のつなぎの重複部分などを飛ばし、1.5倍速で見れば、30分番組も15分以内で見終わることができます。
また、ニュースではタレントの不祥事を繰り返し繰り返し流したり、同じ時間帯にどの局も一斉に同じニュースを無駄に流してみたり、健康番組では効果があるのかないのか怪しいものを平気で放送したり、娯楽番組はうるさく低俗だったりと、見るに耐えないものばかり。もちろん、有益な内容の番組もありますが、それはわずかです。
視聴率や利益重視のテレビをやめて、読書の時間に当てました。こちらも時間はかなり消費しますが、テレビではボーっとしながらでも見られる受動的だった頭が、読書では文章を読んで解釈する必要があるため能動的になります。脳が一生懸命なんですよね。また、読むだけではなく、メモを取ったり考えを深めたりすると、視野が広くなったり自分の考えに充実度が増したりします。
自分の限られた時間をテレビに消費するか、読書や思考に消費するかを天秤にかければ、明らかにテレビは貧弱なんですよね。自分が10代や20代の頃にこんなことを言われても、ウザいオヤジだなと思うだけですが、ウザいオヤジの年代に自分が実際になってみると、何が大切かが身にしみてわかってくるようです。
食事、運動、教養。人それぞれレベルの差はあれ、自分なりにこの3つを充実させれば、お金はなくてもとりあえずokみたいな感じです。なんだか、老後の暮らし方みたいな感じですがw


次回は、私が独断と偏見で決めた、iPhoneiPadアプリベストセレクションを書いてみます。