避難時の道具

地震での停電や電力不足での計画停電など、東日本は大変な状態のようですが、それもあってか、iPhoneをライト代わりにする懐中電灯アプリがApp Storeの上位に入ってきていますね。こちら西日本は停電はないのですが、電池の需要が高まっている東日本へ在庫が移動しているのか、電池は売り切れが続出しています。
私のブログでも、”iPhone、電池、充電”といったキーワードで検索してアクセスされる方が地震以降に増えていて、この充電器の記事をチェックされていることかと思います。USB接続で充電が可能なモバイル機器を乾電池で充電ができるもので、電池をエネループに変えればコストパフォーマンスが高くなります。もちろん乾電池が使えるだけのタイプなので、エネループを使う際には別途充電器が必要です。電池の入れ替え式なので、一般的な外付けバッテリーのように寿命になったら本体交換ということがないし、価格も安価。単3形が4本入るためサイズ的にはやや大きめですが、とても重宝しています。
また、ずいぶん昔に買った、太陽エネルギーで充電式電池を充電できる製品も持っています。

モンベル製で、登山で使っていたものですが、出力が1.72Wと弱いものでした。今はもっとハイパワーの商品が出ているようですが、電池でなく直接バッテリーへ充電できるタイプのようですね。


災害での避難時に必要なものは、コンパクトで携帯性がいい登山道具に最適なものが多いです。テントやシュラフ、テントマット、ヘッドランプと予備電池、ラジオ、コンロとガス、コッヘル、折りたたみのウォーターボトル、細引き(ロープ)、キャンドルランタン、スポンジ入りのエアーマット、防寒着としても使えるゴアテックスのレインウェア、フリーズドライの非常食、ナイフと救急セット、ビニール袋、ロールペーパー(芯を抜いてつぶすと携帯性良)、薄手のフリースと乾きが速い化繊の替え下着、タオルや軍手など。テントが2〜4人用のものなら、すべての装備が30〜40リットル程度のザックに収まります。この装備に食料と予備ガスを1缶足せば、私なら1週間は安心して山にこもれます。
いくら装備をスタンバイしても、今回のように津波が来たらどうしようもありませんが、ザックにまとめておけば、避難だろうが夜逃げだろうがすぐに行動を起こせるし、部屋の片隅にザックを置いておいてもさほど邪魔にならず、デザインが良ければ飾りにもなります。こういった災害がなければ、なかなか準備ができないだけに、この非常事態を機会に、装備のチェックや、サバイバルができるノウハウを書籍などで学んでおくのもいいかもしれません。