Googleマップ

Googleマップの画像は、場所によっては津波後のものに更新されているようで、ボロボロになった福島原発が見れたりするのですが、

仙台空港あたりは解像度が高いため、非常に細かな部分まで見ることができるようです。

片付けている最中のようで、瓦礫や解体となった車が寄せ集められていて、散乱したり折り曲がってしまった飛行機が見えたりしました。また、この周辺の海岸線を見ると、津波の威力と被害の規模がよくわかります。大きくて重いコンテナがおもちゃのように転がっているありさまを見ると、天災の中で最も恐ろしい災害は津波なんだということを実感しました。

そして、地震は対策済みとうたっていた原発による今回の2次災害は、天災でなく人災と言えるかもしれません。そして隠蔽や作業遅れ、誤った対処法などの問題点が発覚して、事故から事件に発展するようなことだけは避けて欲しいです。


それと放射線での人体被害の記録は、過去にあった原発事故や原爆などといった特殊な例しかないため、身体の異常を観察したデータが乏しく、被爆量に対してどの程度害があるのかはわからないのが事実。長い年月をかけて人体実験でもしない限りわかりませんよね。この件はウィキペディアにも載っていました。

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"放射能が晩発効果によって人体に悪影響を及ぼす限界値は、確率に影響され、人体実験が不可能な事、長期間かかる事、対象群が設定しづらい事、症状が非特異的である事、遺伝的影響では更に時間がかかる事、等により定まっていない。 "

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とあります。また、政府の発表では、「ただちに人体に影響が出るものではない」とよく言っていますが、"ただちに"ってどれくらいなの?という疑問を投げたところで、それは専門家でもわかりませんとしか言いようがないのかもしれません。そして、それが原因でがんになったとしても、日本では2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで死ぬ世の中なんだから、今回の件でがんになっただなんて、証明しようがありませんよね。
今できることは、被爆量の多い区域は避けるにしても、微量な数値である場合はその害に対して神経質になるよりも、間違いなく害があるタバコや排ガス、農薬や化学薬品を避けたり、食事や運動に気を配り、日頃の生活習慣を見直す方が、重要かつ効果的ではないかなと思っています。誰でも今すぐできることですもんね。