大盤振る舞いのクラウドストレージ

Dropboxの容量アップされましたか?やり方は各所でわかりやすく紹介されているので省きますが、私はUSBメモリを使う方法ではなく、iPhoneで動画を撮ってそれを転送する面倒な方法で、5GBの増量を済ませました。しかし、無料で使えるクラウドは、SugarSyncやBox.net、SkyDrive、Nドライブ、ZumoDriveなどたくさんあって、無料だからとあちこちに手を出すと、何がなんだかわけがわからなくなってしまいますね。ちなみに私の使い分けは、写真と動画はPicasa、PCで扱うデータの共有はDropbox、ドキュメントやPDFはGoogleドキュメント、音楽は洋楽がmSpot、邦楽がZumoDrive、指定したフォルダの同期にSugarSync、メモやウェブクリップはEvernoteを使っています。どれも無料で利用しているのですが、Picasaだけは容量を有料で追加しました。年5ドルで20GB増量できます。

1年経つと、今まで通り無料分の容量までしかアップロードできなくなるのですが、20GBを使える1年の間に、自分の持っている写真を丸ごとアップロードしておけば無駄なく使えます。そして、この増量はPicasaだけでなく、GmailGoogleドキュメントも含まれるので、すべての空き領域が増えています。Googleドキュメントは、Googleドキュメントで新規作成したものは容量にカウントされませんが、Officeで作成したDOCや、JPG、PDFなどのファイルを保存すると容量にカウントされるため、増量しておくとファイル置き場として都合がいいのですよね。Gmailの添付ファイルも容量を気にすることなく保存できます。Googleは他のクラウドサービスに比べて安心度も高いだけに、バックアップとして大いに利用できますね。
それにしても、無料分でも結構な量がある各種クラウドストレージ、運営側は大丈夫なんですかね。そして、利用者が死んでしまった場合はどうなっちゃうんでしょうね。Nドライブはアクセスしない期間が続くと、お知らせメールが届き、それでも音沙汰なしの場合は削除されるようですが、他のクラウドはそういった仕組みはなさそうです。年数が経てば経つほど膨大なデータはたまる一方。数十年後には「このクラウドのデータは亡くなった曾祖父さんのものなんだよ。エロ画像ばっかりだね」と、子孫の笑いものになるとか、クラウドのIDとパスワードだけが書かれた遺言状を残すとか、そんな時代が来そうですねw