心眼力

心眼力 -柔らかく燃えて生きる30の智恵- (CD付)

出たばかりのこの本、いいですねー。考え方を少し変えるだけで、簡単にプラス方向へ考えることができるノウハウがぎっしりか書かれています。
こういった心の持ち方に対する教育というのはなかなか受ける機会がないですよね。子供の頃の国語や算数の教育も大事ですが、心の教育というものも授業の一つとしてもっと行なうべきだし、大人になってからも宗教などではなく、性格や考え方を改善するための方法を学ぶ機会があればいいと思います。
例えば、嫌なことがあっても不快なことがあっても、そう思うのは自分の脳みそであって、そのことを執拗に考えることで損するのは自分ですよね。ムカつく時間を引き延ばしているだけで何の解決にもなりません。自分は特にその傾向があるようです。プラス方向に考えるための解決策を自分で客観的に考えることができるようにならないといけません。
こういった作業は頭の中でぐるぐる考えていると更に拍車をかけるばかりになりやすいので、紙に書くといいのかもしれません。気持ちの温度が変わったときに読み返して見ると、別の考え方が生まれてくるときもありそうな気がします。極端な話、子供のときにムカついたことを大人になった今振り返って見れば、何でこんなことでムカついていたんだろう？と思うことがありますよね。
今、腹立たしいことや辛いことでも、70や80歳になった頃に振り返ったら、たかがしれていることかもしれません。
でも、「山あり谷ありの楽しかった時代だったのぅ。あの血気盛んな頃にもっとがんばれば良かったのに、こんなもうろくしてから思い返しても何にもならんわい。」とまたマイナス方向に考えていたりして。。。
とりあえず、こういった本を読んでおくと、自分の頭の中の選択肢が増えて、遠回りすることなく正解となる行動が取れるのかもしれません。そんなわけでこの本、立ち読みだけではなく明日買ってきますｗｗｗ（CDも付いてるし）