Googleドキュメントでウェブスクラップ

ウェブスクラップはEvernoteやRead It Later、Instapaper、FirefoxのアドオンのScrapbookなど色々あって、iPhoneから使うことを思うとEvernoteが一番便利だったりしますが、Googleドキュメントをウェブクリップとして使うのも便利です。
欠点は、iPhoneから保存ができないことですが、保存が高速なInstapaperを使ってiPhoneSafariから一旦保存しておき、あとでPCでInstapaperへアクセスしてチェックし、これは残しておくべきものだなと判断したものだけを部分選択して、Googleドキュメントへ保存するようにすれば無駄なく保存できるようです。
つい、何でもかんでも保存してしまい、保存したことに安心してしまってあとで見ることもないという、まったく無意味ことをしてしまいがちですが、こうやって一旦整理のためにワンクッション行程を作っておくと、再チェックできるので便利です。
私はGmailでも、受信メールを見てすぐに、返信するのかアーカイブするのか削除するのか指定トレイに保存するのかを決めて、いつも受信トレイは空にする方法を取り入れているのですが、これと同じように、Instapaperの中身もチェックしたら削除して、常に空にしておく方法にすると、完璧に整理ができて精神的にもスッキリして気持ちがいいです。
Gドキュメントの場合、PCでのウェブの保存方法は、EvernoteやRead It Laterのような保存ツールがないのが欠点ですが、Googleドキュメントの新規作成のページを開き、
http://docs.google.com/?action=newdoc&title=
これをブラウザ(Firefoxを使っています)のお気に入りに保存。そしてこのお気に入りのプロパティを開いて「このブックマークはサイドバーに読み込む」へチェックを入れておけば、ブラウザのサイドバーでドキュメントの新規作成画面が開きます。
表示中の保存したいウェブページをマウスで反転させて選択し、サイドバーへドラッグすれば、ウェブの表示がそのままGドキュメントへコピーされます。サイドバーが狭いと、ドキュメントの保存のボタンが表示されないので、「ファイル」の「保存」をクリックして保存。これでウェブクリップ完了です。
Evernoteだと無料で使える容量は40MBまでですが、Gドキュメントなら文書の最大サイズが500KBで5000個までOKらしいので容量的には困ることはなさそうです。
フォルダで分類もできるし、全文検索もできるし、iPhoneでもモバイル版は見やすいし、そして無料。
EvernoteはPCだと表示が遅かったりしますが、Gドキュメントは比較的サッと開くのも利点ですね。