宇宙へ。

「宇宙へ。」という映画が公開されているそうで、早速観に行かれたid:RIKEN01さんの感想をチェックしたところ、私も観に行きたくなってしまいました。21日と22日は鑑賞料金が500円というのも魅力です。
"宇宙へ。オフィシャルサイト"
まだカラーテレビもろくにない私が3歳のときに、すでにNASAは月面着陸をしていた事実がすごいのですが、今は宇宙ステーションの建設中ということで、SFの世界がそのまま現実になっていますよね。その開発に日本人が参加しているのも、エンタープライズにミスター・カトーが乗船しているのとダブっていて、空想が確実に現実化していておもしろいです。
ただ、SFの世界では必ずといっていいほど、宇宙に存在する外敵と戦い地球を守ることが使命となっていますが、NASAは宇宙開発と研究が目的。そして、宇宙開発のスタート時は、冷戦状態だった当時のソ連と宇宙開発競争をすることが目的に等しかったのですが、それも終わってしまった今は、これほどまでにお金をかけて、宇宙開発する必要があるのだろうか?無重力実験で得られる成果と対価は合っているのだろうか?宇宙での調査研究よりも、まずは地球の調査をもっと進めるべきではないか?とも思ってしまいます。そのあたりの疑問も、この映画を見れば少しは解消されるのかな?
若田さんも無事任務を終えて、今はリハビリで大変かと思いますが、次に続く野口さんも長期に渡って宇宙ステーションで活躍されるようで頑張ってほしいですね。私の場合は宇宙開発よりも、毛利さんを始め、宇宙飛行士として選ばれたエリートたちが、過酷な訓練や連日の勉強をこなしながらも、目的に突き進んで行く人間性の方に興味があります。どんな考え方をすればここまで頑張れるのかとか、どうやればここまで優秀になれるのか?みたいな部分が知りたいところです。
この映画は、NASAの歴史と事実を映像で振り返るような内容で、当時の映像も盛りだくさんとのことなので、どんなものが見れるのか楽しみ。ただ、料金が500円で学生は夏休み中で土曜日となると、映画館は満員かもしれませんね。