Oceanusの詳細

先の日記にもネタにしたOceanusブラウザ。起動時の画面はこれ。


ウェブの表示はこんな感じです。上のバーから検索が可能で、下のバーは操作ボタンがずらり。スキンの変更も可能で、これはピンクです。


全画面表示にすると、こうなります。完全にバーがなくなり表示は広く、左下に半透明のコントロールバーがあります。透明度は設定で変更が可能。戻る・進む・標準の画面に戻る・お気に入りの表示のボタンがあるのですが、要望として、タブの表示ボタンも欲しかった。


その、タブの表示はこんな感じ。12個まで試しましたが、まだまだ作れるようです。ただ、動作が異様に重くなるので、Safariと同じ8個あたりが上限でしょうか。Safariのようにウェブの縮小表示はしませんが、スクロールの手間がない分切り替えは楽です。タブの削除や新規作成もこの画面から。


検索は上のバーからできるのですが、日本語キーボードから英語キーボードに切り替えると、再び日本語へは戻りませんでした。
また、下の画像のように、ページ内のテキスト検索も可能。検索された言葉には、黄色くマーキングされました。


リンクをタップしてそのまま押し続けるとメニューが表示され、新しいタブで開くこともできます。元々、新たなウィンドウで開くように設定されているリンクに対してはこのメニューは出ず、テキストのコピペのための選択表示となりました。※訂正:新たなウィンドウ(タブ)で開くように設定してあるリンクは、同じタブで開いてしまうようです。そのため、どのタイプのリンクでも、新たなタブで開く場合は、タップホールドをしてこのメニューを出す必要がありました。


通常はiPhoneの傾きに応じて、画面も縦横に自動で切り替わりますが、下のバーを右にスクロールしたところにある鍵のアイコンをタップすることで、自動変更ができないようにロックができます。私の場合は、縦表示のみだけでいいので、設定で切り替えを固定できるといいかと思いました。
その設定の項目はこちら。

iPhoneを傾けるとスクロールしたり、自動でスクロールしたりもでき、モバイルモードでテキストメインの表示にもできます。iPhoneはウェブの表示が高速だし拡大表示もしやすいので、このモードは私は不要に感じました。

全画面表示での半透明のバーは、このスライダーで透明度を変更できます。

サーチエンジンで検索サイトが選択でき、スキンの変更も可能。


他には、
再起動時は、開いていたタブは記録されている。
(キャッシュが表示されず、必ずリロードする)
ブックマークはフォルダを作成して分類が可能。
ウェブの読み込み時は、読み込みの状態がバーで表示される。
読み込んでいる最中も、スクロールや拡大は可能。
開いているページのURLをメールで送信可能。
開いているページをSafariで開くことが可能。
ウェブにある画像をカメラロールへ保存が可能。
など。


欠点は、
検索ボックスでの日本語キーボード切り替えのトラブル。
(ウェブ上のテキスト入力は問題なし)
ボタンの反応がやや鈍いときがある。
Safariはスクロールをすると上のURLのバーが上にスライドして隠れるが、Oceanusはバーは隠れない。
InstapaperやRead It Laterなどのブックマーク機能は使えない。
くらいでしょうか?
というわけで、メインはこのOceanusブラウザを使い、サブにSafariを使うことになりました。
お試し版のないシェアウェアですので、買われる前に参考になれば幸いです。
Oceanus(App Store)