iJot

手書きメモができるiJot(230円)というアプリを買ってみました。ちなみに、今までは、サッとメモをするときにはSpeedTextを、長文だったり、丁寧に書いて保存したい場合はFastFingaを使っていました。

このアプリは、横書きだけでなく縦書きも対応していました。

書くときは、書いた文字が自動でスクロールされるので、次々と書くことができ、書くのをやめると、スクロールは停止する仕様になっています。この方法は今までなかったですね。
設定も豊富で、スライダーにより細かな調整もできます。

書き終えたメモは、最初の画像のように、手書きメモの冒頭の部分が表示され、それをタップするとこのように書いた内容が表示されます。

この表示を拡大したり、線を太くしたりも可能。画像として保存したり、メールで送信したりもできます。書いているときには背景があり、変更もできるのですが、書いて保存したメモには、その背景は反映されていませんでした。


個人的な感想は、書いている最中に文字がスクロールするのは便利なものの、画数の多い漢字を書くときは、自分の指を文字の流れに追いつくように移動して書かないといけません。もちろん、筆記をやめれば止まる仕様なので、書いてもいないのに流れてしまうことはありませんが、この点がちょっと書きづらかったです。また、縦書きもできますが、縦書きでスクロールされるのは、かなり書きづらかったです。
また、書いた内容は保存してからしか見れないので、書いた文章を確認しながら書くことができる、既存の手書きアプリのほうが便利に思いました。それと、連続して書くタイプのものなので、改行することができませんでした。
というわけで、私は今まで通り、iPhoneを縦に持ったままでもサッとメモができるSpeedTextと、多機能のFastFingaの組み合わせの方が使い勝手は良さそうです。それと、多くのアプリにも言えることですが、シェアウェアとして公開するのなら、使用感が確認できるように、無料の体験版も用意して欲しいですね。
"iJot(App Store)"