日記帳

今まで日記や記録は、写真を添付することができるデイリートラッカーを使っていて、日々の細かな出来事や感情などのユビキタスキャプチャとしてはNikoNikoLogを使い始めていました。
他に、何か便利なアプリはないものか探していたのですが、その名も「日記帳」というアプリがあることに今頃気付き、値段が450円とiPhoneアプリではやや高めの価格でしたが買ってみました。"日記帳(App Store)"
  
ホームのアイコンや起動時のこの画像のデザインはちょっと派手な感じなんですが、起動するとバックのデザインが古紙風で、独特の雰囲気が出て感じがいいです。

日記は複数作れるようで、一般的な日記以外に、趣味用や仕事用、単なるメモなど、好きなように作れました。

日記をタップすると過去の日記が一覧表示され、3行分表示されるので内容が把握しやすいです。その日記の1つをタップするとこんな画面に。

写真や音声も挿入ができ、家計簿まで入力することが可能です。日記の入力時には、ランドスケープモードにも対応しているため、大きなフルキーボードでの入力もできます。
  
この、写真やテキストの配置は、日記の設定より変更が可能で、この設定は、各日記帳ごとに指定できました。
写真は複数挿入すると、それぞれが別々で貼り付けられるのではなく、1枚の写真の位置に重なって収まっていて、写真の下にある点が写真の枚数を表し、スワイプすることで別の写真にスクロールできるようです。そして写真をタップすると、全画面でその写真が表示されました。
  
写真はリスト表示もでき、タイトルも入れられました。
他にも設定項目では、フォントの色やサイズの変更に、壁紙の変更もできます。壁紙はこのタイプ以外は、iPhoneで撮った写真が使えます。ただ、文字の読みやすさを考えると、それなりに工夫した写真でないと、フォントの色を変えたくらいでは見えにくくなりますね。
写真などの配置を変えるとこんな感じになりました。天気の挿入も、多くのパターンから選べます。
  
日記をメールへエクスポートも可能。写真付きであれば、写真も添付され、家計簿も入力してあれば、CSVファイルが添付されていました。

また、GPSを使いメモをした場所を記録したり、音声入力もできました。
  
家計簿は、これらの項目で入力ができました。集計などはできないようなので、収支のメモとしての使い方になりそうです。

日記にはパスワードロックもできるし、日記を表示して見るときに、下側の左右をタップすることで、次々と日記を読むことができます。
  
設定はこの日記を表示している画面からも可能で、上の日記のタイトルをタップすると、下側にそれぞれの設定項目のバーが現れました。バックアップも可能で、WiFiを介してPCのブラウザより可能でした。
  
というわけで、かなり多機能で細かな点まで作りこんであり、実際に使ってみると便利さが実感できます。サポートもTwitterでも行なっているようで、サポートのページでは、今後のバージョンアップの計画まで記してありました。
要望としては、日記の一覧表示部分を、内容がわかるようにもう数行増やして欲しいのと、再起動時に、アプリを終了した画面から起動できるようになると、すぐに書きたいメモ帳として使ったりするのにも便利かもしれません。
この日記帳のおかげで、日記として使っていたデイリートラッカーと、ユビキタスキャプチャとして使っていたNikoNikoLogと、メモ帳として使っていたマギノートやRainbowNoteを、一元化できそうな感じです。
”日記帳 その2”もあります。