日記帳 その2

昨日買ったiPhoneアプリの日記帳、かなり便利ですね。昨日のエントリーで抜けていた点を今回書いて見ます。


iPhoneの設定項目
iPhoneの「設定」にある項目はこちらなんですが、

起動時の画面の変更ができて(Flow Coverモード)、デフォルトはこれですが、

変更するとこんな感じにも使えました。

これは、画面の上のバーの「日記帳」の部分をダブルタップすることでも切り替えができました。ちなみにシングルタップは各日記帳の削除や並び替えなどの編集ができます。
設定項目にある「検索対象」というのは、全文検索したときに、パスワードロックしてあるものも対象にするのかどうかの設定。「カメラの動作」は、日記のアプリを起動中にカメラを起動して写真を撮った場合、その写真を日記だけでなく、カメラロールへも保存するかどうかの設定。「エピソード(日記本文)自動保存機能」は、保存ボタンをタップしなくても、入力中に自動でバックアップ保存される機能のようです。


■タグと検索
日記には、タグが付けられます。日記本文の画面で、上のバーの「日記」の部分をタップすると下に各設定のバーが現れるのですが、その一番右がタグ。

それをタップするとタグが出ます。タグは最初から用意され(下の下の画像)、これらは自動でタグ付けされます。自分が新規に付けたいタグは「編集」より追加でき「iPhone」というタグは、私が作成してみたものです。
起動時の画面の左上にある虫眼鏡マークが検索で、

これをタップするとタグの画面が出て、

タグが付けられている日記の総数が出て、そのタグをタップするとその日記の一覧が表示されます。
また、上のバーの「日記の検索」の部分をダブルタップすると検索ボックスが現れ、全文検索が可能となり、検索するとそのキーワードが含まれた日記の一覧が表示されます。

検索で「うれし」と入れれば、うれしかった日記のオンパレードとなり、「ムカ」で検索すれば、ムカついた日記が山ほど出てくるようになるかと思いますw
このアプリの特徴は、上のバーの文字をタップ、あるいはダブルタップすることで、新たな機能の切り替えができる点ですね。


■記念日と祝日
日記を作成時に日付が入り、土曜日は青色、日曜日は赤色になりますが、祝日も登録されていて、その日にちも赤色に変わります。そして、自分の記念日なども登録ができました。設定は、起動時の画面の日記のアイコンをタップするとその画面が出ます。


■壁紙
壁紙は、この昔の地図風のデザイン以外は用意されておらず、カメラで撮影するか、カメラロールにある写真から利用することができます。壁紙は日記帳別で設定ができます。ただ、写真を使うと、文字が読みにくくなります。文字色は多くの色から選択ができますが、

日記本文には文字色は反映されるものの、日記の一覧表示では黒のまま。そして、壁紙は日記の本文にも、日記一覧にも反映されるので、仮に黒っぽい色の壁紙に、白い文字色で設定しても、それでは日記一覧だと文字が見えなくなってしまうようです。結局、明るい色目の壁紙しか使えないようです。
写真ではいまいちなので、Googleの画像検索で「Apple 壁紙」で検索してみつけたものをカメラロールに保存し、CropForFreeのアプリで適当にトリミングし、それを壁紙に指定。こんな感じになりました。
  


■画像
日記に複数の画像が貼れるのですが、通常、他のアプリの場合は、写真を挿入すると、写真の上下の一部分がトリミングされてしまったり、画質が落ちてしまったりします。
このアプリも、写真を取り込むときには、こんな感じで正方形にトリミングされ、

日記に貼り付けた画像もトリミングされているのですが、

写真をタップするとトリミングされていない画像で見ることができました。

ピンチで拡大縮小も自在で、iPhoneを横向きにしても、もちろん写真も回転してくれます。
これが便利に感じたのはスクラップ。雑誌や書籍、資料やポスターなどをメモ代わりに撮影する場合がありますが、カメラロールに詰め込んでおいても整理ができないし、他のアプリを使うと、写真が小さく画質も落ちてしまいます。しかし、この日記帳で管理すれば、拡大しても見ることができるし、タイトルやコメント(日記本文)も付けられ、コメントからのキーワード検索も可能ですね。
  
「スクラップ」という専用の日記帳を作っておきました。iPhoneでスクラップ用の画像を撮る場合は、”こちら”のアプリを使っています。


■一覧表示の切り替え
日記の一覧表示の画面で、上のバーの文字の部分をタップすると、1ヶ月単位で表示され、下のバーで別の月へ移動が可能。
ダブルタップでは1年単位で表示されます。
  


ということで、かなり便利なアプリです。問題は、バックアップはできるものの、Googleドキュメントなどと同期ができたり、PCで扱ったりはできない点。
ただ、自分の使い方を振り返ってみると、予定やToDo、メモなどは、PCと併用できたほうがいいと思っていたのですが、PCを使っているときでも、予定やToDo、さらにはメールやツイッターなどは、iPhoneで見ているのですよね。
iPhoneはテキストの入力がネックですが、起動が速く、常時接続、見やすい表示、扱いやすいアプリのおかげで、ビューワとしては、PCを上回っているくらいです。となると、長文などのテキストの入力の点をPCでまかない、それをウェブ上で共有できるようにしておけば、iPhone1台で事足りてしまうのですね。
この日記帳アプリなんかでも、長文を打ちたい場合はPCで打ち込み、Gmailの下書きにでも保存しておき、iPhone側でコピペをすればOKで、この入力部分と保存したデータのバックアップをPCが担当してくれれば、あとはiPhone1台で完結してしまいそうな気がしてきました。
それにしても、iPhoneって便利ですよね。