メールでウェブスクラップ

ウェブで気になる情報や残しておきたい記事があれば、InstapaperかEvernoteへ保存しているのですが、Instapaperは一時保存的な使い方は便利ですが、長期保存となると管理がうまくいきません。そして、Evernoteはタグでの分類や検索など、管理は便利なのですが、無料利用の場合は月の転送容量に制限があるので、画像の多いウェブをクリップしているとすぐに満タンになります。今現在も、私のEvernoteはリミットに達していて、テキストメモしか保存できない状態です。


以前、"Scrapsというアプリ"を見つけて、これにウェブクリップしておけばサクっと見れるので重宝しているのですが、これもたまってくると扱いにくくなるので、完全に残すべきものは、メールへ転送するようにしました。これが結構便利ですね。
メールへ送るのは自分宛に送っても受信がウザイだけなので、あらかじめGmailへ「ウェブクリップ」という名のラベルを作っておき、メールアドレスに例えば自分のアドレスが「abc123@gmail.com」なら「abc123+web@gmail.com」というアドレスへ送信します。(+のあとの「web」は別に他の単語でも関係なく使え、この「+○○」を付けたアドレスでも、自分のGmail宛へ届きます)
Gmailのフィルタ設定で、この「abc123+web@gmail.com」から届いたメールは、「ウェブクリップ」というラベルへ保存するようにし、受信トレイはアーカイブするように設定しておきます。そうすれば、iPhoneのブラウザで見つけたウェブは、範囲を指定してコピーしScrapsを使ってもいいですが、直接新規メールに貼りつけてウェブクリップ用の宛先へ送信してもOKで、メールの「ウェブクリップ」というフォルダに保存されるようになります。


この、保存されたウェブクリップは、タイトルや本文の冒頭部分はメールの一覧表示で確認できて、タイトル部分からの検索はiPhoneでもできますが、iPhoneメーラーでなく、ブラウザからGmailへアクセスすれば、全文検索が可能になります。この「ウェブクリップ」のラベルだけでなく、すべてのメールが検索対象になりますが、検索されたリストにはラベル名は記されているし、新しい順で並ぶので、比較的見つかりやすいです。
ウェブクリップは、他にもいろんなツールで保存することができますが、Gmailを使うのもなかなか便利です。