メモリ

iPhoneのOSがIOS4になり、いくつか改良されて使いやすくなりましたが、マルチタスクに関してはアプリが対応しないといけないため、これから続々とアップデートされることと思います。しかし、バックで音楽を流したり、大きなファイルをダウンロードさせたり、GPSでログを取ったりする場合ならマルチタスクは便利ですが、常駐させる必要がなく、通常の起動でいい内容のアプリもマルチタスク化されてしまうと、別のアプリを使うたびに常駐アプリとなってたまってしまいます。
現時点でマルチタスクに対応しているアプリのSafari、メール、RadioBOX、Evernote、写真、Twitter、AppStore、設定、天気、CatchApp、そしてメモを起動させた場合、メモリの消費量はこうなります。

左がiPhone 3GSを再起動した直後で、右が常駐させた場合。
こんなに多くのアプリを常駐させる必要はありませんが、普通にアプリを使って終了させればそれは常駐扱いとなってしまうので、1日iPhoneでいくつかのアプリを使えば、メモリの残量は簡単になくなってしまいます。メモリが倍増したiPhone 4なら余裕があるかもしれませんが、それでも複数のアプリを使えば一気に空き領域は減ってしまうでしょう。
常駐アプリのアイコンを長押ししてマイナスマークをタップすれば、個々のアプリを完全終了できるのでメモリは復活しますが操作が面倒です。ワンタップですべて終了させるとか、常駐できるのは4つまでにするとかといった方法であれば良かったでしょうね。もしくはアプリ側の設定で、このアプリを常駐させるのか終了させるのかを決められるといいかもしれません。
今回のiOS4、変換辞書やメールの仕様、ランチャのフォルダ化など、かなり快適な仕様に変更になったのに、このマルチタスク化の点はちょっと残念な気がしました。
ちなみに、バックで起動したアプリは、iPhoneを再起動しても残り続けているのですね。個々に終了するしかなさそうです。