Camera Connection Kit


SDカードが挿さるタイプと、USBポートがあるタイプの2つのアダプターがあるのですが、USBポートのほうにキーボードをつなげたところ、デバイスをサポートしていないとのエラーメッセージが出ますが、使うことはできました。このときはソフトウェアキーボードはiPadの画面に表示されないので見やすいのと、変換候補がこんな感じで表示され、

候補が複数ある場合はこんな感じで表示されます。

下に候補が出てしまうと、キーボードの変換キーを連打しても候補の選択ができず、画面をタップして選択する必要がありました。それと、かなと英数の切り替えは半角全角のキーで切り替えますが、iPadではこれが使えませんでした。英数に切り替えるのはどうやるのか今のところ謎ですw
便利なのは入力位置を方向キーで移動ができる点で、キーを押し続ければ連続して移動できます。PCでは当たり前の仕様ですけどね。。。


次にデジイチをCamera Connection KitのUSBポートにケーブルで直接繋いでみたところ、これも問題なく使えました。SDカードのアダプタータイプのほうでもそうですが、iPadに接続すると勝手に写真アプリが立ち上がり、サムネイル画像が表示されます。一旦その画像をiPadへ読み込む作業を終えてからでないと全画面表示はできないようです。静止画だけでなく、動画も転送できます。私のコンデジはボイスレコーディングもできるのですが、このWAVファイルは転送できるものの、再生はできませんでした。
また、コネクションキットにUSB接続のカードリーダーを挿してみたところ、こちらも問題なく認識されました。SDカードのアダプターは付属しているので、こんなことをしても意味はないのですが、iPadだけでしか使えないSDカードのアダプターを持参するのなら、他のPCでも使えるカードリーダーを持参した方が便利かもしれません。
また、iPhoneをUSBケーブルで直接繋いでも、保存されている画像を認識できました。これでiPhoneで撮った画像を簡単にiPadへ移すことができそうです。


次に、画像も保存されているUSBメモリをつないでみたところ、アクセスランプが点滅し電力は供給されているのですが、使うことはできませんでした。USBメモリの中身をデジカメのようなファイル構造にすると使えるのかもしれませんが、そこまで試していません。
また、このCamera Connection KitをiPhoneに繋いでみたところ、エラーメッセージが出て使うことはできませんでした。

USBキーボードが使えたら便利だったのですが残念。iPhoneでは値段の高いBTキーボードを使うしかなさそうです。


というわけで、安価なUSBキーボードが使えて、カーソル移動などの入力操作が快適になる点と、iPhoneで撮った画像を転送し、画面が大きくて見やすいiPadに保存閲覧ができる点、そしてデジイチの画像を直接扱える点が便利です。カメラが内蔵されていないiPadの欠点がこれで克服できますね。iPadは画面が広いため画像の加工や確認がしやすいしアプリも豊富、変換の処理もCPUのおかげでiPhone 3GSよりも高速なので、どんどん活用できそうです。