PDF

まずはこの動画をご覧ください。

右のFast PDFというiPad用のPDFビューアのほうががサクサク表示されています。機能も優秀で、バックライトの調整や、左右ページの入れ替え、そして、ウェブからPDFを直接ダウンロードすることもできます。
"Fast PDF"
iPad版だけでなくiPhone用アプリもあり、別途料金のものではなく1度アプリ代を支払えば双方の端末へ導入できるタイプ。(今現在350円)
今までウェブから落とす場合はGoodReaderを、PCと共有するPDFはDropboxへ保管し、読むのは比較的動作が軽い無料のCloudReadersを使っていました。
普通PDFをグリグリ動かして読むことはほとんどないので、こんなに高速表示の必要はないかもしれませんが、もたつかない表示ということは、iPadのスペックを十二分に活かすことができて、無駄のないプログラムだということの表れかもしれないだけに、完成度は高いのかもしれません。というわけで、導入してみました。
"Fast PDF(App Store)"


また最近は、書籍を裁断してドキュメントスキャナでPDF化する「自炊」と呼ばれる作業が人気のようで、その方法を紹介したページがいくつかあります。しかし私の場合は、価値ある書籍を裁断してゴミにしてしまうということがすごく嫌なのと、書籍や雑誌をデジタル化するといっても、残しておきたい数ページをスキャンして保存するだけでいいので、1冊つぶすまでもないのですね。ドキュメントスキャナを持っていないというのが最大の理由でもあるわけですが(^_^;)
そのため、保存するページを開いてフラットベッドスキャナで読み込んでもいいのですが、このフラットベッドスキャナというのは価格は安いものの読み込みがあまりにも遅い。なので、デジカメを使っています。
本や雑誌で保存したいページを開いて、その上にガラス板を置きます。ガラスは戸棚に付いていたガラス戸を外して使っています。そして、上からデジカメで撮るだけ。デジカメは古いカシオのものを使っているのですが、解像度を高くしてもファイル容量が無駄になるだけだし、あまり低いと細かな文字がぼやけてしまうので、1600×1200で撮っています。本からカメラを離してやや望遠で撮ると、レンズによるゆがみが消え、本のふちがまっすぐに撮れます。これを製品版のスキャナアプリを使ってPDF化。しかし、透明テキスト化してPDFから文字検索する必要がなければ、別にPDF化しなくてもフォルダ単位でまとめて画像のままで見てもOKです。PDFにするなら無料アプリのiTextFrontを使って、複数のページを撮ったJPEGファイルを1つのPDFファイルにまとめられます。
"iTextFront"
また、iPhoneアプリのJotNotも便利で、書籍や雑誌だけでなく、自分で書いたノートをPDF化するのにも使えます。このアプリも、複数のページを1つにまとめられます。
"JotNot Scanner(App Store)"


自分が必要とするページのみを保存するだけなら、ドキュメントスキャナがなくても、デジカメがあれば十分です。といいながら、ドキュメントスキャナの物欲を抑えていますw