最近読んだ本

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)
テレビの選挙速報が話題になった池上氏の本。あれはおもしろかったw
新聞や書籍から情報を吸収する方法や、メモに使う道具とその使い方、過去の取材やテレビでの解説から得た理解力を高める方法など、とても参考になる内容でした。おすすめ本です。


金賢姫全告白 いま、女として 上 (文春文庫)
古い本ですが、来日したのをきっかけに図書館で借りて読んでみました。多くの人に読まれたのか本はボロボロで、散々使った辞書のような状態でした。上の画像は文庫本のものですが、私の借りた本は単行本で、表紙の金賢姫の写真が少し違っています。http://twitpic.com/27lb2g/full
もう23年前の事件なので、若い方だとこの事件は詳しくないかもしれませんが、この本を読むと、この事件そのものだけでなく、金賢姫の人生がいかにすごかったか、北朝鮮という国がいかに異常かが実感できると思います。もちろん続きの下巻も読む予定です。


「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編 (Nanaブックス)
この本は第2弾で、今回は実践編とのことですが、複数の方のノートが紹介されその方と会話をしてアドバイスするという形になっていました。紹介されている人とノートを見るのはおもしろいですが、ノートやメモの取り方やアドバイスとしてはありきたりな内容で、特に得られるものはなくちょっとがっかり。


成人病の真実
8年前の本ですが、この著者は今の医学や治療法に対して反論する本を多く出されていて、どれも証拠となるデータを引用し的確に指摘しているため、納得のいくものばかりなんですが、この本もとても参考になるものでした。加齢臭が漂い始め、健康でいることが大変に感じてきた私のような世代の方には、是非、目を通していただきたい内容です。


仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー
「情報は1冊のノートにまとめなさい」の本が売れた著者の最新作ですが、今回の本も役に立つ方法が盛りだくさんでした。著者が読書家でもあるため、文章力が上達しているのか、とても読みやすくわかりやすいです。読書は教養を深めるためだけでなく、文章力とアウトプット能力のスキルアップにもつながることをこの本から学びました。


クスリは飲んではいけない!?
この著者は学者でもなければ専門家でもないため、自らの研究結果から導き出したものはなく、いろんな情報を集めて本にした内容ですが、クスリに依存している現代人には注目するべきテーマのように思いました。私もできるだけ病院へは行かず、クスリも飲まないようにして、免疫力と自己治癒力を落とさないようにしています。


動物たちの自然健康法―野生の知恵に学ぶ
上の本につながるテーマですが、これほど医学が発達したにもかかわらず、多くの人は病気で死にます。死ななくても、病気になれば病院へ行きクスリを飲んで治癒するわけですが、それを必要として生きているのは人間くらいのもので、野生の動物は自らが病気と闘い克服しています。なぜ、病院もクスリも必要とせずに対処できるのかを、多くの動物の観察結果から導き出し書籍化された1冊。
家で飼っている犬のボーダーコリーも、散歩へ行くと食べられる草をより分けて食し、胃腸の薬として使っているのですね。誰に教えてもらったの?どの草がいいのかなぜわかるの?と聞きたいくらいです。きっと遺伝子に刻まれているのでしょうね。そう思うと、人間も誰から教わったことでもないことでも、生存に必要であれば必然的に行動できるのかもしれません。その能力を上からふたをしているのが今の西洋医学なのかもしれませんね。