3日が限度

iPhoneがない日が3日続いたわけですが、結局我慢できず、修理交換してもらいました。修理代はカードでの支払いはできないようで、現ナマがこの暑さで蒸発するかのようにフッと消えていきました。お金を払って買ったのに、わずか1年ほどで本体不良で自然に壊れ、保証が切れたからと修理代までぼったくられてとサイテーだったのですが、交換してもらったiPhoneをPCにつないで復元したら、なんとアプリが消えていました。つまり、アプリ内にあった設定やデータも消えたことに。えーっ!
クラウドと同期したり、ワンタップで簡単にバックアップできたりするアプリならいいのですが、そうでないアプリはiTunesの復元で戻せないとデータもパー。
私の場合は、iPhoneが壊れて復元中にエラーを吐くという異常な状態だったので、Appleへ電話をしてどうすればいいのか問い合わせました。ところが、復元できないものはバックアップデータに問題が出ているとのことで、データは戻らないとのこと。つまり、iPhoneが壊れて、復元してくださいのメッセージが出て、復元作業を行うというiPhoneの指示通りの操作をすると、ダメってことになります。ひどい。ひどすぎる。
じゃ、どうすればいいかを聞いたところ、バックアップデータは1つしかなく接続のたびに上書きされてしまう仕様なので、深い階層にあるバックアップファイルをどこかに自分でコピーしてくださいとのこと。バックアップのバックアップをしてくださいということです。そんなこと言われてもねえ。


結局、あきらめるしかないわけで、さすがにもう「き、キレてないっすよ」なんて冗談も言ってられません。仕方なく、アプリを再インストールしました。いったいどんなアプリが入れたあったかの記憶も、このショックで曖昧になり、もうどうでもええわ!と投げやりな気持ちで、ちまちま作業をしました。
ところが、再インストールしたアプリを起動すると、なんと元のデータがあるではありませんか。瞬間日記もTouchwriterも、支出管理やSmartRecorderの録音メモ、Atomicブラウザのブックマークやブックマークレットなど、すべてが元通りに。もうわけがわかりません。この件で、激しい喜怒哀楽が一気に私を襲い、さらに猛暑が私を襲い、もう、くたくたで疲労困憊。
Wi-FiiPhoneが変わってしまったので、ルーターの設定でiPhoneを再度登録しなくちゃいけないし、アプリのアップデートが20とか出るし、最近導入したPodcasterは復元できなかったので、再びポッドキャストのURLを登録しなくてはいけないしと、貴重な私の寿命という時間を、無駄に浪費してしまいました。
普通ならムカついてiPhoneなんて大っ嫌いになるはずですが、使えるようになると、「やっぱ、iPhoneはええな!」と喜んでいる単純な私です。


ちなみに、バックアップの保存先というのは、
Mac
~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup/
Windows XP
\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup\
Windows Vista および Windows 7
\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup\
なんだそうで、このバックアップファイルをどこかにコピーしておけば、過去分のバックアップの復元も可能になります。