iOS

1年半ほど前にiPhone 3GSをゲットしたときは、それまで使っていたWindowsMobileスマートフォンとは比べ物にならないほど動作が軽快で使いやすくて驚いたのですが、その後、iPhone 4iPadを手に入れ、iOSに使い慣れてしまうと、WindowsPCの動作の重さにもかなりストレスを感じてしまうようになりました。私の使っているPCがPen4 2.4GHzやCeleron 1.7GHz、あるいはATOM 1.6GHzと、どれも古くて低スペックという理由もありますが、PCショップで最新のデスクトップを使ってみても、軽快感はiOSのほうが勝ります。CPUの速度からすれば、iPhoneiPadのほうがはるかに劣っているのにもかかわらず、iOSのほうが動作は高速なんですよね。
多くの周辺機器を使ったり、動画をエンコードしたり、DVDを焼いたりなど、iOSマシンではできないことがあるので、PCをなくしてiOSマシンのみにすることは不可能ですが、自宅のPCで行う主な作業は、ブラウジングRSSチェック、メール、ワープロ、動画や音楽のメディアプレーヤーツイッター、写真、予定やタスク管理、ブログ更新、地図、PDFビューアくらいのもので、これらはすべてはiOSでも行うことができるし、優れたアプリのおかげで、これらの用途なら、iOSのほうがはるかに見やすく使いやすく快適です。そのため、メインはiOS、サブはWindowsで十分なんですね。画面解像度やカスタマイズ性などはWin機のほうが優れますが、ブラウジングやメール、ワープロとして使っているときに高解像度は必要ないし、カスタマイズすることにより不安定になったり、逆に操作がややこしくなる場合もあります。名前がWindowsというだけに、複数の窓を開いて作業をする分には便利ですが、やりたい作業を順序良くシンプルにこなすのであれば、iOSのほうが理にかなっているように思えるのですね。
さらに、OSのアップデートはiOSは定期的に行われていてしかも無料。着実に改良されてどんどん使いやすくなっています。そして、iPadのように世界を騒がすほどの今までにない魅力な端末を世に出すし、iPhoneは確実に進化を続けています。販売台数が多いのもあって、アプリの開発でも盛り上がっており、新たなアプリを探したり、今使っているアプリのアップデートを喜んだりと、ソフトの面でもかなり楽しめます。今は対抗するAndroid端末が徐々に増えて来ましたが、最新のAndroidマシンをホットモックで触ってみても、iPhoneよりもCPUは高速のはずにもかかわらず、動作がギクシャクしてしまうようで、物欲を刺激する新作のライバル機を触ることで、逆にiOSってすごいんだなと実感してしまうほどです。
というわけで、これからもiOSマシンを思う存分楽しめそうです。特にiPadiOSのアップデートで一気に使いやすくなったのと、アプリがかなり充実してきたようです。まだiOS機を手にされていない方は是非。超オススメです。