Sylfeed

App Storeを覗くと、ニュースのカテゴリの中のRSSリーダーで、Sylfeedというアプリが評価が高く人気のようですね。内容を読んでみると、アプリをレビューすることで無料で利用可能とのことで、早速申し込んで試してみました。そのレビューとして今回書いてみようと思ったのですが、検索するとすごくわかりやすいレビューがすでにいくつかあがっており、Favappleさんのサイトは抜群にわかりやすいです。そのため、機能的な部分の紹介はするまでもないので、設定画面のスクショと、私が個人的に感じた長所と短所を挙げてみます。



■長所
・バックグラウンドでの同期と通知
(記事をバックグラウンドで巡回したあと、完了を通知してくれます。)
全文検索機能
(キャッシュされた記事の中から全文検索可能です。検索キーワードはハイライト表示され、複数のキーワードにも対応しています。

・連携機能
(設定画面にあるように、Read It LaterやTwitter投稿などが可能で、連携は自分が必要な種類だけ選択できます。)

・メールアーティクル
(メール投稿は、リンクだけでなく、本文や画像が丸ごと送れます。送信先Evernoteにしておくと便利です。ちなみに私は「え」を変換するとEvernoteのアドレスになるように辞書(連絡先)登録させています。)
・複数のGoogleアカウントに対応
(設定項目はアカウントごとに個別に設定できます。バーの色を変更しておくと直感的にわかりやすいです。)
・バーの色の変更
(バーの色をグレー、ブルー、ブラックに変更できます。)
・ピン機能
Googleリーダーのスターのような機能でこのアプリ上だけで使えるものですが、ピンを付けた記事を一括変更できるのが特徴。

選択した記事すべてにスターを付けたり、Read It Laterへ送ったりすることができます。メール送信では、複数の記事がまとめて1つのメールとして送れるので、関連した記事をまとめたりするのに便利です。)
・キャッシュ機能
(同期すればオフラインで参照できます。キャッシュの量をフィードごとに個別に設定も可能です。)
Twitter投稿機能
(投稿時にタイトルやリンクを任意に選択できたり、自分が必要なタグやキーワードをあらかじめ設定しておいて追記する機能もあります。)


■短所
・テーマカラー
(UIのカラーはバーの色のみ変更可能で、黒背景に白文字といった変更ができない。)
・同期が遅い
(バックグラウンドで同期をさせている最中に、Twitterをチェックといった使い方ならいいのですが、同期して記事が表示されるまで待つような使い方だと、この速度はつらいです。)
・フリックでの操作がない
(ページ送りやリスト、ウェブへの移動などはフリックで操作ができると直感的に扱えるのですが。)
・リスト表示でスターは付けられない
(ピンは可能ですが、スターは記事を開いてからしか付けられません。)
Twitter投稿は短縮URLに非対応
(140文字制限のTwitterだけに、短縮URL機能は欲しいです。)
・連携にEvernoteがない
(メール送信でEvernoteへ送れますが、ワンタップで済ませたいところ。)
・全画面表示非対応


■感想
RSSリーダーアプリはどれも似たような機能のため、直感的な操作性、高速な読み込み、軽快な動作、見やすい表示、そして連携機能が重要になってくるだけに、同期の遅さは少し目立つ気がしました。ただ、バックで同期して通知できる機能があるため、SiteViewerやGNReaderのように、あらかじめ巡回しておいてから見る使い方がベストのようです。
検索とピン機能は他のアプリにはない機能なので、これを活用できるとこのアプリの良さが引き出されそうですね。フリック操作はスクロールだけしか割り当てられていない点が残念で、操作にも慣れが必要ですが、他のアプリとは違った機能が盛り込まれているだけに、うまく使いこなせると真価が発揮できそうです。
"GACHANET Sylfeed"