今年は電力不足のおそれがあるため節電をしなければならないようですが、だからと言って、店舗内の電気を暗くしたりエアコンを控えめにしたりするのはどうなんでしょうね?事務所や休憩室など、従業員が活動するエリアで節電するのならいいのですが、店内を節電してしまいお客様に負担を押し付けるのは、節電という正当性を建前にした単なる経費節減のような気がしてならないのですが。


ところで、今年は6月からすでに猛暑で、節電するには厳しい日が続いていますが、節電に協力するあまり体調を崩してしまっては元も子もありません。特に生死に関わる熱中症は要注意です。涼しい場所へ行くことはもちろんですが、水分補給も重要。絶えず体を動かし汗をかいていれば自ら水分を欲するのでいいのですが、エアコンの効いた部屋にいたり体を動かさない仕事をしていて水分補給が怠っていたりすると、急に炎天へ出れば体温調整のための発汗が不足し一気に体調を壊すおそれもあります。
水の必要性について書かれた本がいくつかありますが、最近出た本ではこの本を見つけました。
水と塩を変えると病気にならない
まだ途中までしか読んでいないのですが、この本に紹介されている水分補給の方法は、6時起床〜8時までに500ml、8時〜12時までに500ml、12時〜18時500mlの水を飲む。そして、21時から寝るまでは飲まない。また、食後30分程度は胃液が薄まるので多量の水は飲まないことだそうです。あまり神経質になる必要はなく、1日に500mlのペットボトルの水を3本飲むというのを目安にするといいそうです。人それぞれ体格や運動量が違うので、外や工場で多量の汗をかきながら肉体労働をしている方ではこの量は全然足りないし、空調の整った部屋で事務をしている方では結構がんばって飲まないといけない量だったりしますが、要は水分補給を意識的に心がけることが大事なんでしょうね。
そのためのiPhoneアプリもあるようで、本日無料とのこと。
"スリムになる水、健康になる水 (Water Tracker)(App Store)"
水を飲んだらこのアプリに記録することで、飲んだ量や時間などがグラフやカレンダーなどでわかるようで、水を飲むためのお知らせアラームまで付いているようです。おもしろいアプリですね。


この夏は猛暑なのかどうなのかはわからないし、節電もどの程度協力するべきかよくわかりません。それだけに、十分な水分補給と、バランスの良い栄養補給、そして暑さに負けない体力づくりと睡眠が今まで以上に重要になりそうですね。そんなわけで、早速水を飲んできます。