Lenovo G560e

激安ノートが届きました。Lenovo G560e価格.comで探してコジマネットで買いました。32800円でした。(もう売り切れてますね。)このショップはクレジットカードが使えるのと、壊れたら最寄りのコジマへ持っていけばいいそうなので便利です。本当は、これより2.2万円ほど高いLenovo G570が欲しかったのですが、果たして自分の使い方でこのスペックが必要だろうかと色々考えた挙句、安価なG560eに決めました。ネットブックより安いってすごいですよね。
追加のメモリ2GBは上海問屋で買ったのですが、これはまだ届いていません。常駐アプリが立ち上がっている状態でメモリは1.2GBほど使っているため、メモリの残量を気にせず快適に使うなら4GBは必須ですね。

一通り設定を済ませ必要なアプリをインストールし少し使ってみました。地デジを録画しDVDに焼いたハイビジョン動画や、YouTubeのHD動画はスムーズに再生できました。しかし、1080pの高画質では、なめらかな動きの再生は無理でした。アプリの動作はサクサクで、Windowsでは重いiTunesも快適でした。まあ、今まで使っていたパソコンがPen4と古いCeleronネットブックAtomだったので、快適に感じるのは当たり前です。
液晶は視野角が上下左右とも狭いのですが、発色や色味、バックライトのムラなど、不快に感じる点はありません。バックライトはLEDだそうです。光沢液晶なので映りこみはありますが、クリアでワイドな液晶は、動画や写真に向いていますね。ワープロや資料作成など長時間使うのであれば、デスクトップで使っていたノングレアの外部モニターにつないで使おうと思います。
ファンはほとんど回らず、回っても静かでした。発熱は左のパームレストやキーボードあたりが暖かくなるのですが、今の夏場で不快にならないレベルなので問題なさそうです。ボディの色はかなり濃い紺色で、艶がない分手垢は付きませんが、安っぽいプラスチックの質感がとてもダサいです。安っぽいも何も、本当に安いのだから仕方がないのですけどね。でも、個性がない分飽きないかもしれません。キーボードはカチャカチャとかペチペチといった音はせず、タタタッといった感じの音なのでうるさく感じません。タッチは軽めで高級感はなく違和感もなくといったタイプ。ただ、テンキーと方向キーがスペースが足りないため、縦長になっていてやや打ちづらいです。特に使用頻度の高い「。」や方向キーが細いのは残念。タッチパッドは癖のない自然な反応。クリックボタンはボディ面よりも凹んでいるので、好き嫌いがあるかもしれません。
スピーカーはステレオですが、音が出るだけのもので、radikoを聴くのが適当なレベル。バッテリーはカタログ数値で5.1時間。本体が大きいのでモバイル用途に使うことはないのですが、台所や和室へ持っていてDVDの映画を観るといった使い方なら、コンセント不要で楽しめますね。そのコンセントのアダプタは、安物パソコンにありがちな大きなタイプでなく、割とスマートでした。iPhoneと比較するとこんな感じ。

アダプタはLED付きでアダプタのコンセント側は3極タイプ。
パソコン本体のUSB端子は右に1つ、左に2つと振り分けられ、ヘッドフォンとマイク端子は右側面手前なので邪魔にならず使いやすいです。


というわけで、ChromeFirefoxが重いとか、iTunesが激重とか感じている古いWindowsパソコンを使っている方は、安物でもいいので新しいパソコンに変えたほうが絶対いいです。あれこれ調べて設定を変えたりカスタマイズしても、手間がかかるだけで効果は少なく骨折り損です。そしてネットブックが安いという時代は終わったようで、モバイル用途でないのなら、こういった安価なノートPCを買ったほうが断然いいですね。また、低スペックのデスクトップを買うのなら、モニター不要のこっちのほうが安いくらいです。ノートPCもそこそこのスペックのものなら6万円ほどで買えますが、動画をエンコードしたり、大きな画像を加工したり、スペックの高いゲームをしたりしないのなら、G560e程度の仕様でも十分だし、HDDの容量も動画の保存をしなければ大容量は不要です。お金があるのなら高くて高性能のパソコンを買うといいかもしれませんが、高性能を使い切れず宝の持ち腐れになるのなら、安いマシンを買ってお釣りを別の買い物に回したほうが幸せかもしれませんね。