iPhoneとiPadとPCの使い分け

新しいiPadを見て見ぬ振りをしながら、初代iPadを使い続けている私ですが、iPhoneが大きくなったのがiPad。PCを超えるほどの高性能な端末のため、それぞれをどう使い分けるかが悩みどころです。私の場合は、iPadを使っているときはiPhoneを持っているし、PCを使っているときもiPhoneは持っているので、iPhoneに向いた作業はすべてiPhoneに任せ、それ以外をiPadやPCで行うようにしています。
iPhoneに向いた作業というのは、TwitterRSS、メール、予定、ToDo、メモ、調べ物、ニュース、写真や動画の撮影、簡易スキャナ、音楽、ラジオ、短い動画、日課や運動などの記録、ライフログ、家計簿、アラーム、簡単な画像加工、ボイスレコーダー、ナビゲーション、テキストだけの電子書籍、電卓、翻訳、辞書、そして電話など。

PCでは、オフィスファイルの取り扱い、長文入力、複数のウィンドウを開いての作業、DVDや動画の鑑賞、地デジチューナーやスキャナ、プリンターなど外部機器の利用、リンクの多いブログの作成、添付ファイルメールの作成、ラジオの録音、音楽や動画の保存、DVD作成、各種ファイルの管理と保存、バックアップなど。

iPadは閲覧性と操作性が利点なので、PDF、雑誌の電子書籍、写真、YouTubeUstreamなどの動画の閲覧、画像加工、手書きノート、絵の描画、図の作成、マンダラートやマインドマップ、長文入力、地図、ゲーム、PCの遠隔操作、PCのセカンドモニターなどに利用しています。
使い分けはしているものの、ブラウジングTwitter、ニュース、RSS、メールなどはどれでも扱えるようにしているし、Evernoteクラウドストレージなども3台の端末で扱ってはいますが、それぞれの特徴を活かそうと思うと、上記のような使い分けがメインになります。

私のこの使い分けでの、iPadのメインアプリは、
Sleipnir
タブが扱いやすく、このブラウザを使えば、iPhoneiPad、PC間でブックマークが同期できます。

Noteshelf
手書きのラインが美しく、書いた範囲を指定してコピーや移動が可能です。

UPAD
画面全体を拡大縮小できるので、文字だけでなく手書きの図やマップなども書きやすいです。

neu.Notes
文字や図だけでなく、写真を取り込んで、矢印で説明を添えるような使い方も便利。

ATOK Pad
文節変換が優秀。外付けキーボードの利用が快適。

Awesome Note HD
インターフェイスの良いノートアプリ。iPhone版もありますが、iPad版は特に使いやすいです。

SketchBook Pro for iPad
高機能なドローアプリ。

ArtStudio
こちらもドローアプリ。操作性はこちらのほうがわかりやすいかも。

彩えんぴつ
色鉛筆のドローアプリ。筆記具がシンプルなため使いやすいです。
ドローアプリはこちらの本を参考にすると便利です。
iPadいつどこスケッチライフ 〜絵の具もペンもいらないお気楽イラスト生活 (コノマド)

MandalaChart for iPad
マンダラート作成アプリ。
マインドマップはMindCreatorというアプリを使っているのですが、現在は公開されていないようです。

GoodReader for iPad
ファイル管理アプリ。クラウドと連携していて扱いやすいです。こまかな取り扱いはこちらの本が役に立ったのですが、
GoodReaderパーフェクトブック 改訂版
新しくこの本も出たようですね。チェックしてみようと思います。
GoodReader HACK

Splashtop Remote Desktop for iPad
リモートデスクトップアプリ。遠隔操作だけでなく、動画や音声もiPadへ転送されるので、PCに保存してある動画や、地デジチューナーの映像もiPadで見ることができます。

Splashtop XDisplay
iPadをPCのセカンドディスプレイとして利用できるソフト。描写が若干遅れるので、iPad側での動画表示はなめらかさに欠けます。Splashtopシリーズは、母艦にSplashtop Streamerを常駐させればすべてのアプリが対応できるので便利です。

Bump
iPhoneで撮影した画像をiPadへ転送する目的で利用しています。

Best Album - Picasa Web Albums Manager
画像管理にPicasaを使っている方には必須のアプリ。キャッシュコントロール機能でiPadへ保存する写真を限定できるので、iPadの空き容量不足でも安心。

PictShare
クラウドへ画像を転送できるアプリ。iPhone用ですが、転送する目的で使うだけならこれで十分です。

Snapseed
画像加工アプリ。効果の調整を画面全体のフリックでコントロールできるので、微調整がしやすいです。エフェクトもセンスがいいです。
画像加工はエフェクトの豊富なPhotoForge2や、テキストや手書きもできるLaminar、複数の画像をまとめることができるStrip Designなどが楽しいですね。

iSafePlay
画像や動画のダウンロードと閲覧ができるアプリ。パスワードロックが可能で、あんな写真やこんな動画が好きなエロオヤジに最適。

Fujisan Reader
雑誌の購入と閲覧ができるアプリ。普段は見ることがない雑誌のサンプルが読める、”タダよみ定期便”が便利です。

雑誌ONLINE
これも雑誌ビューア。iPadの画面は雑誌を読むのは快適で、本を買わずに済むためエコにもつながるのですが、いかんせん雑誌が割高。電子化することにより、問屋、印刷、製本、流通、小売の各業者が痛手を被るのでストップがかかっているのかと思いますが、雑誌や週刊誌は読み捨てるものなのに、カラー印刷や回数の多い配送、再生紙化など、多くのコストがかかってしまいます。時間と資源とお金の浪費はそろそろやめて、効率化を進めて欲しいもんですね。

アプリは他にもまだまだたくさんあるのですが、いつも携帯している手軽なiPhoneと、見やすく操作性のいいiPadの双方の長所をうまく活かして利用すると、同じiOSマシンでもうまく使い分けられそうですね。