5月のランニング

今月は故障もなく長雨もなかったおかげで、358kmとコンスタントに走れました。サイクリングや登山も行い、脚と心肺に適度な負荷をかけることができました。また、20km走を8回、30km走を1回行ったおかげで、長い距離に対しての抵抗感がなくなり、脚力がアップしたようです。

しかし、月末の今日、ハーフマラソンのタイムトライアルをしたのですが、1時間29分56秒と、自己ベストを更新することはできませんでした。なかなかレベルは上がりませんね。

5月はフォームを意識して走るようにしました。瀬古選手のようなブレのない安定したフォームを目指しています。靴底の減りを見ると、私の場合は左足の小指の付け根外側の減りが異常に早いので、あまり内側に着地しないようにし、2本のレールの上を走るような感じで着地するようにしました。足先はガニ股にせずまっすぐにします。この走り方だと、足が後へ流れる時に回転方向のひねりがなくなるため、無駄なくまっすぐに路面を後方へ送り出すことができます。そして、ふくらはぎの筋肉を使って足首を伸ばして蹴るようなことはせず、膝の自然な伸びだけで進むようにすると、疲労が少なく粘り強い走りができるようになりました。
また、大きめのウエストバッグに、ダンベルのウェイトを入れて走ってみたところ、緩やかな坂を登るかのような負荷がかかり、脚力のアップに有効でした。
負荷の高い走行後には、数個の保冷剤を使ってアイシングを行いました。時間は15~20分ほど。床に座って両足を前に伸ばし、ふくらはぎと太腿裏に保冷剤を置き、足の上にも保冷剤を置いてサンドイッチにします。足の芯まで冷たくなるほど行うと効果的です。アイシングをすると、次の日の疲労度がかなり違うようで、この痛みでは明日は休足日かなと思っていても、翌日は普通に走れてしまいます。
また、膝にやさしく軽快に走れるフォアフット走法ができるようになると、ふくらはぎの負荷が大きくなって筋肉がパンパンに張ってくるので、この部分のストレッチは入念に行うようにするといいようです。私は読書をするとすぐに眠くなるので、立って足のストレッチをしながら読むようにしています。

来月以降は、雨や蒸し暑さでランニングに不向きな時期となってしまいますが、短時間で終わるスピード走や坂道走、風が涼しいサイクリング、樹林帯が心地よいマラニックなどを取り入れながら、コツコツとレベルアップをしたいと思います。