情報は1つのスマートフォンにまとめなさい 2、メモ編

メモをする目的は、頭で覚える必要をなくすためですが、書いたことすら忘れてしまっては元も子もないので、メモをいつも携帯して読み返す習慣をつける必要があります。その点スマートフォンは持ち歩くために作られているし、電話機でもあるので忘れることがないし、PIMとして絶えず利用するのでメモに使うにもうってつけの存在です。
自分が使ってるメモソフトは、手書きメモに関してはクイックメモです。過去にはHandy MemoやOffisnail Note、最近レジストしたPhat Pad、それとScreen Writerを見つけて試したりしましたが、実際に使ってみて一番便利だったのはWILLCOM 03に付いているクイックメモでした。そもそも手書きでメモをして残すのは、自分の場合は多くても15枚程度。手書きした内容は、その内容を終了させ消すか、他に転記するかのどちらかで、一時的な保存にすぎません。それだけに、あまり多機能なものよりも、片手での操作性がスムーズで、起動しなくてもTodayでメモの確認でき、ワンタップで瞬時に起動し新規作成ができるクイックメモが自分には一番向いていました。手書きとテキストが混在できるので、手書きしたメモを見ながらテキスト化するのも都合がいいです。
あと、Offisnail Noteは画像が挿入できるのがいいですね。以前はこれで写真付きの日記をたまにつけていて、その後、予定表のメモ欄へ書くようにしたりTomboにしたりと変更しましたが、やはり写真付きの過去の日記を読み返すと、文字だけのものより断然いいです。

画像付き手順書なんかもPCよりも簡単に作れるし、旅のアルバムなんてのも作れますね。そして、WMにある検索機能を使えば全文検索が可能なのも便利。問題は、pwiという拡張子のこのファイルをPCで扱うソフトがないのですよね。
そして、メモでも残すべき内容のものはすべてテキスト化して保存しますが、それを扱うソフトはTomboを使っています。PC版のTomboもあって、MobSyncを使えばスマートフォンのメモリカードにあるデータとPCのデータを同期させることも可能。テキストの暗号化や全文検索もできます。管理もフォルダ単位で自由に整理できるので扱いやすいです。PCではTomboのデータと紙copiのデータを共有させ、紙copiの箱とTomboのフォルダを同じものにしています。こうすると、紙copiでウェブスクラップしたテキストもスマートフォンのTomboで読めて便利です。またTomboは全画面表示ができないので、”フルスクw”を使い全画面表示させています。かなり文字の表示量が増えるので、2画面表示でも快適です。
”情報は1冊のノートにまとめなさい”の本の場合では、メモは100円ノートに書きますが、検索に関してはPCを利用してインデックスを作成していました。それなら紙を使わず最初からすべてデジタル化すれば、あえてインデックスを作る手間もいりませんよね。100円ノートを利用した最大の欠点は、この検索をするための準備作業が必要な点と、家に帰ってそれが書いてあるノートを開かないと見れない点です。
ちなみに僕も手帳も使っていて、バインダータイプのものでリング径の小さいものを使っています。

リング径が小さく薄いものは携帯性がいいばかりでなく、書くときにリングが邪魔にならないし、多くのリフィルを残せない分、ページの要・不要を整理する癖が付きます。リフィルはプリントできるしスキャンもできるし、手帳のデザインに飽きたらいつでも買い換えられるし、A4やB5などの大きな紙面もパンチで穴を開けて折りたたんでとじれるし、リフィルの用紙も安価だしと、利点を挙げだしたらキリがないほどです。予定もToDoもメモも今はすべてデジタル化するようにしたので、この手帳の利用方法は、アイデアや落書き、走り書きのメモ、そして読み返すべきものを書いたりプリントしたりして、何度も目を通せるようにしています。その中には自己制御するために”買う前に読め”、”食べる前に読め”、”休日の朝に読め”などというページも作ってあります。ペンは黒だけでなく赤色も使い、力強い文字で訴えるように書いてあるのでこれを読めば、「よし!無駄遣いなんてせずに、今あるものでおもいっきり楽しもう!」と決心がつくのです。そうでもしないと、W-VSで買った03を2年も使うだなんてやってられませんw
すべてスマートフォン1つにまとめたいところですが、やはり紙は紙の長所があるので、その点だけは使い分けたほうが良さそうです。
(次回は画像編)