シャトル


何度見てもすごいですね。あっという間に宇宙空間です。最終的にはシャトルの速度は秒速7.6kmほど。東京から大阪まで1分もかからないくらいの速度ですね。
乗組員として採用されてからこの出発までの間、多くの訓練や勉強、健康管理、束縛された私生活、そして周りの家族の様子などを克明に記した向井千秋さんの旦那、向井万起男氏が書いた”君について行こう”や、乗組員としての気持ちを記した野口聡一氏の”オンリーワン”などの本を読んだことがあるのですが、本当に大変で、そこまでしてもがんばれるモチベーションの高さはすごかったです。
散々訓練をした挙句、実験や作業などをしつつ無重力空間での人体実験をさせられ、絶対出ることのできない狭い空間に閉じ込められ、最悪事故で死ぬかもしれない状況で作業と生活をするだなんて、刑務所の方がずっとかマシな環境ですよね。それを承知で自ら志願して任務を遂行するというのは、並々ならぬ気力と能力と体力を持ち合わせた人物でないと務まりそうにありません。間違いなく、宇宙戦艦ヤマトスタートレックエンタープライズの隊員として抜擢されることかと。スタートレックではミスター加藤という日系人が乗り組んでいましたが、今のシャトルも日本人が乗組員として採用されているというのは、予想されていたことが現実になったようで、同じ日本人としてもうれしいことですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=EOGVIjIyh_E
以前のシャトルには、バッテリーをアルカリ電池に改良されたiPodが使われていたそうですが、
http://spaceflight.nasa.gov/gallery/images/shuttle/sts-123/html/iss016e032312.html(向かって左側の窓の白い物体)
今回は何を載せているのでしょうね?この、乾電池タイプというのは、市販されるといいですよね。