犬のその後

車にドンッ!とはねられても平気だったうちの犬。ただ、当人にとっては全然平気ではなかったらしく、車が近くを通るとすばやく避けるようになりました。その避け方が半端ではなく、一瞬で路肩に避難してしまいますw よほど痛くて怖かったのでしょうね。おかげで、車に対しては安心になりました。でも、万が一のこともあるので、今後は車が通るような場所では、リードは離さないようにしようと思います。



車はもう安心にはなったものの、電車が全然ダメ。子犬の頃、鉄橋の下を通ったときにたまたま電車が通り、その爆音に度肝を抜かれて遠くまで逃げて行ってしまったことがあったのです。まだ、この犬を買ったばかりの頃で、逃げてしまってもう帰ってこないのかと慌てて追いかけたことがあったのですが、それ以来、電車に対しては敵意を感じているようで、電車の音がすると線路めがけてダッシュしてしまうのです。これにもドンッ!とぶつかって避けるようになればいいのですが、さすがにそれは無理なので気をつけないと。
特に、自動で巻き取るタイプのリードがありますが、ビヨーンと伸びきったと同時にブチッと切れてしまったことが2回あったので、このタイプはやめて、大型犬用の太いリードを使うようにしています。


犬は自分が子供の頃から何匹も飼っているのですが、犬の寿命は人間の寿命で換算すると、犬の1日が人間の6日分くらいでしょうか。わずが4時間で人間の1日分が終了するほどの速さです。それだけに、寿命で先立たれてしまうのがつらいですよね。それが嫌だから、ペットは飼わないという方もいるようです。
でも、そのつらさ以上に、一緒にいるときの喜びは計り知れないものがあるので、相変わらず今もペットとの生活が続いているようです。でも、あまりにも溺愛すると、亡くなったときに精神的に不安定になってしまいますね。今までペットは何匹も飼ってはいるものの、今回のこのボーダーコリーはやたら賢く忠実なので、別れのときに果たして自分が耐えられるのかどうかがやや微妙。今回の事故の件で、ちょっと心配になったのが本音です。
昔、当時勤めていた整備会社に女性の方が「助けてください」と裸足でやってきました。いったい何事?と思って聞くと、工場の近くの狭い道路の横にある川に、自動車を落としてしまったそうです。その川は水深が20〜30cmほどなのですが、川の深さは1.5mほど。車は川に横倒しとなっている状態。そして、その奥さんが「遺骨、うちの子の遺骨が・・・」といいながら、寒い冬の真っ暗な夜なのに、その遺骨を捜しに川に入って行くのです。お子さんの遺骨と聞いて、手伝わないわけには行きません。でも、すぐに見つかったのですが、なんとその遺骨はペットの猫orz
僕は当時も犬を飼っていたので気持ちはわからんでもなかったのですが、他のスタッフはさすがに呆れていました。でも、逆の立場になったら、自分もジャボジャボ川に入って探すんだろうな。。。
まぁ、別れのときのことを考えていてもつらくなるだけなので、あまり溺愛しないような関係を保ちつつ、これからも事故だけには気をつけて、せっせと世話をしていこうと思います。