本の現場

本はどの書籍でも雑誌でも、すべて定価販売ですが、こちらの本はなんと希望小売価格。つまり、値引き販売も可能ということですね。
本は新しいものでも古いものでも同じ価格で販売されていますが、パソコン関係の本なら1年も経てば売れなくなるし、タレント本でも、人気がなくなれば売れません。しかし、いつまで経っても発売されたときと同じ販売価格で並べられています。これでは売れませんよね。それに、ブックオフなら、出たばかりの本でも半額で売られているし、古い本なら105円。この金額を見れば、本屋で定価で買うなんてばからしくなってしまいます。
だから本も定価でなく希望小売価格にすれば、本屋さんが思い通りにコントロールして販売できるので、出たばかりの人気の本でもいきなり割引にすれば数多く売れるだろうし、この日は全品2割引なんて販売も可能になり、定価では売れなかった本が売れることもあるかもしれません。ただ、他の商品に比べて極端に安く仕入れるようなことはできないから、出版社や取次店側も、今までの販売方法を変更でもしないことには、難しいかもしれませんね。
この、希望小売価格で販売されていた本はこちら。

本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか

本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか

この件のことや、本に関する舞台裏など、色々書いてありました。


はてなの日記に挿入する画像に、配置の設定ができるようになったんですね。