iPhoneのある生活(夜編)

iPhoneのある生活(午後編)のつづき
帰宅時はポッドキャストを聴いている。これは帰宅時だけでなく晩飯を作って食べるときもだらだらと聴いている。食事は目で料理を見て食欲を促し、鼻で香りをかいで風味を引き出し、手を使って口へ運び、口を動かして味わい食す。つまり、耳は暇をしている。だからこそラジオが便利なのである。
ポッドキャストはそのサイトをGoogleリーダーに登録し、SafariからGoogleリーダーへアクセスして聴取している。これなら、iTunesで登録されていない番組も聴けるし、バックグラウンドで再生できるので、他のアプリも使えて便利だ。
 "RadioBOX(App Store)"
また、RadioBOXはとても便利で、通常iPhoneのブラウザからは聴けないファイルも、このアプリなら再生可能だ。
 "Stitcher Radio(App Store)"
ポッドキャストはStitcher Radioも便利で、お気に入りに登録した各番組を連続して聴くことができるため、長時間の移動中に操作不要で楽しめる。他の機能はこちらを参照していただきたい。
晩飯を作ろうと冷蔵庫を開いても限られた食材しかない場合は、クックパッドで調理法を検索。
 クックパッド(App Store)
イデアをいただいておかずを作ったりもする。今は亡きおふくろと相方の味を真似て作ってみるのだが、あの味を再現することは無理なのが残念である。


食後は風呂へ。iPhoneと混浴だ。iPhoneは静電式パネルのため、ジップロックへ入れて操作しても違和感なく使えるのがうれしい。感圧式のスマートフォンよりも断然便利だ。
風呂では、PCで録画した番組をAirVideoを使って見たりする。
 AirVideo(App Store)
通常なら、携帯動画変換君などでエンコードしモバイル機器へ転送して見る手間が必要だが、このAirVideoは動画ファイルがMPEG2でもAVIでもYouTubeで落としたものでも、最適な画質でエンコードしながらiPhoneへ転送し再生できるのがすごい。WiFiだけでなく3Gでも見れるのもすごい。また、視聴中に停止すれば、次回その続きから見れるのもすごい。
iPhoneの液晶パネルは視野角が広くて見やすく、内蔵スピーカーもある程度の音量が出せるので、快適にお風呂テレビ化することができるのである。
さらに最近知った、PCをiPhoneから遠隔操作ができるTeamViewerも便利だ。
 "TeamViewer(App Store)"
遠隔操作はVNCが有名だが、こちらのアプリは何の設定の変更もなしに、WiFiだけでなく3G回線でもつながってしまうのが便利。
もしPCの電源が入っていなかったらRemoteBootを利用すれば、Wake On LAN機能によりiPhoneからPCを起動することができる。
 "RemoteBoot Lite(App Store)"
WiFiだけでなく3Gでも使えるはずだが、ルーターの設定に問題があるのか、無能な私は今のところWiFiでしか使えていない。


風呂上りはビールで一杯と行きたいところだが、私は酒をやめた。別に肝臓が悪いとか、アル中だったとかではない。なんとなくやめた。
タバコもやめた。これは体に良くないことは明らかだし、タバコ代ももったいない。年間でパソコンが買えるほどの出費だ。そして今は吸う場所も限定され、ストレス発散に吸うはずのタバコが、逆にタバコを吸えないおかげでストレスがたまるようになった。
酒の場合も同じで、飲まないとストレスがたまるようになる。夜眠れないようになる。このストレスはタバコと同様に、飲まないときはなかったものである。
そして酒の席では愚痴や文句、悪ふざけなどが飛び出し何度も繰り返される。次の日は二日酔いの頭痛と倦怠感。もちろん楽しい酒もあれば食事を美味しくさせる効果もあるため、適度な酒は有効と思うが、疲労やストレス、憂さを晴らすための酒なら飲まないほうがいい。眠り薬として酒を飲むのもまずい。眠れたとしても、アルコールを解毒するために寝ている間、体はせっせと働いている。朝起きて体がだるく感じてしまうのは、体が働き疲れたあとなので当たり前である。その差は酒をやめてみるとわかる。そしてタバコもやめてみると、いかに体に悪影響を及ぼしていたのかがよくわかる。


寝るまでのリラックスタイムに読書をしたりブログを書いたりする。ブログは長文の場合はPCを使うが、短文のときはiPhoneで済ますことも多い。
 はてなTouch(App Store)
iPhoneではこのアプリを使用して書いている。画像の挿入も簡単で、ランドスケープにも対応しているためキーボード入力も扱いやすい。入力の途中でアプリを終了しても、再び起動し「新しく日記を書く」をタップすれば続きから書ける。URLのハイパーリンクiPhoneへ辞書(連絡先)登録させている。”りんく”を変換すると”[:title=(App Store)]”こうなる。
アプリの紹介などを書くときも、iPhoneからApp Storeへアクセスし、アプリ紹介の下側にある「友人に知らせる」をタップし、メールの下書き状態にしてリンクのURLを抽出。後日ネタに使う場合は、メール本文を改行してキャンセルをするとメールを保存するかどうかを選べるので、保存すればメールの下書きへ保存できるので、iPhoneだけでなくPCからでも利用できる。
PCで書く場合、iPhoneのキャプチャ画像を使う場合は、Dropboxで転送する。
 Dropbox(App Store)
転送と言っても、iPhoneDropboxに画像を保存すれば、自動でPCのDropboxフォルダにその画像が保存されているので、転送しているという気がしない快適さがある。


夜の読書中はiPhoneをアンプ内蔵の外部スピーカーにつなぎBGMを流している。iPhoneは音楽アプリも豊富だが、私はRadioBOXをメインに使っている。 数え切れないほど多くのネットラジオから好きな局をお気に入りに登録でき、URLをSafariへ渡してバックグラウンドでも鳴らすことができる。また、環境音はこのアプリを使っていて、
 Ambiance(App Store)
RadioBOXで音楽をバックに流しながらこのAmbianceで波の音や鳥の鳴き声などを流すと、ネットラジオの音楽と環境音をミックスすることができる。小汚い部屋で本を読んでいても、サウンドのおかげで気分は別世界である。


図書管理には、タグを「借りる」「予約」「図書館名」などに振り分けができ、ToDoの期限を本の返却期限にすることで、借りている冊数をバッジ表示にできるdomo Todo+を、
 domo Todo+(App Store)
蔵書管理には
 ブクログ(App Store)
を使っている。過去にはItemShelfを使って蔵書管理していたが、ウェブから使えるブクログiPhoneアプリとしても公開されたので、これに引っ越した。双方ともバーコード読み取り機能が付いているが、読み取り速度はItemShelfのほうが上であった。
読書ノートはB5ルーズリーフを使用。200枚で200円もしないほど安価で売られていて(ジャスコ)、分類も自由にできれば、スキャンしてデジタル保存も可能。本の要点の抜き書きだけでなく、自分の感想や意見などもそこに書き加えるようにすると充実する。



犬と一緒にジョギングやウォーキングへ行く場合は、Joggy Coachで記録を取る。
 Joggy Coach(App Store)
過去にはRunKeeperを使っていたが、起動や動作があまりにも重いのでJoggy Coachに切り替えた。
風呂上りや運動後にストレッチをするときは、Kid's Voice Alarmを使用。
 Kid's Voice Alarm(App Store)
30秒ごとにアラームを鳴らすようにし、アラームが鳴るごとに次のストレッチへ移行するようにしている。これなら時間を頭でカウントする必要もないし、バックでiPodネットラジオを鳴らし、それを聴きながら無心にストレッチが行える。


そろそろ寝る時間。もちろん横になりながらでも、AC電源につながれて充電状態になったiPhoneはフル稼働。明日のタスクや天気、TwitterRSS、最近導入したアプリのテスト、メモの集約、ウェブクリップの仕分けなど、いくらでもすることはある。日記は日記帳へ記録。
写真もあれば添えておく。日記とは別にライフログとして、その場その場での出来事や感じたことなども書き残している。定期的に読み返してみるのもおもしろい。
そして、寝る前にSleep Cycleを起動し枕の下へiPhoneをセット。おやすみなさい。


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