見捨てられたIS01君

Made in JapanのスマートフォンIS01。今回のばら撒きとも取れそうな本体0円(店による)、WiFiなら月額8円という販売でかなり売れているようで、私も釣られて買った人ですが、搭載されているAndroid OS1.6は、今後アップデートはされないとのことだそうです。スペック的に厳しいとなればやむを得ないし、契約手数料の約3000円の出費で買った私としては全然問題なしなのですが、この端末を発売当初に高額で買った人からすると、「なにそれひどい!ひどすぎる!」と怒り心頭でしょうね。だって発売されたのが今年の6月30日。半年も経たないうちに見捨てられたわけですもんね。iPhoneなんて初代3Gは3年前に発売されたのに、今もiOSのアップデートの対象になっていますもんね。せっかくのMade in Japanもこのアフターでは今後買うのも慎重になってしまうことかと。


そのIS01。ゲットして5日経ったのですが、性能はiPhoneと比べると正直言って雲泥の差です。動作が遅い。スクロールもギクシャクします。動作の遅さはネットを使うときが顕著で、ブラウジングADSLWiFiなのに、ウィルコム回線よりも遅いかと思うほど表示が遅れます。TwitterRSSリーダーにしてもロードが遅い。カメラもピント合わせに時間がかかります。また、バッテリーの減りも早く、長所であるハードウェアキーボードも、配置が特殊で慣れが必要。キーにふくらみがなく隣のキーとの隙間も狭いため、上のキーに爪が当たりやすく打ちづらい。USBやイヤホン端子もカバーが邪魔。電源コードはコードの途中に変換カプラがあるためこれも邪魔。シェルタイプのためサッと使えないなど、なんだか欠点だらけ。
長所をあげると、アプリが豊富。無料のものもいっぱいある。録画も可能なワンセグが便利。画面も大きいので見やすい。本体は大きめだが軽い。机に置いて扱いやすい。シェルタイプなので液晶の傷の心配がない。ウィジェットが使えたり、ファイル操作やメモリカードへバックアップしたりできる。キーボードからのアプリ起動が可能(キーボードの虫眼鏡キー+割り当てたキー)など。
まあ、メモリカード4GB付きのワンセグテレビを3000円で買ったというだけでも激安なんですが、ワープロ、スケジューラー、辞書、メーラー、カメラ、GPSメディアプレーヤーなど色々使えるわけで、性能はいまいちであっても、とてもよい買い物をしたとは思います。ちなみに、新たにインストールしたアプリは、予定表のジョルテ、RSSリーダーのgReader、ファイラーのアストロ、読売新聞Lite、LNDReader、ナビ、Startup Cleanerなど。先日ブログに書いたテキストや画像を各端末で共有できるCatch Notesはキラーアプリとなりました。Evernoteよりもシンプルで軽快で便利です。実はこのブログもCatch Notesで下書きしました。