WiMAX WM3500R

価格.comさんから注文すると、1年間のデータ通信費が実質月額2418円で使えるというWiMAXに申し込み、その端末が今日届きました。

ブラウザからこの端末の設定ウェブページへアクセスし、パスワードなどの設定を行うだけですぐに通信が可能になり、iPhoneのネットワーク設定で、この端末の裏に書いてある暗号化キーを入力すれば、サクっとつながりました。通信速度は左がWiMAX、右がソフトバンク

速度は場所によってかなりばらつきがあるようで、こちらのページでは自己申告による速度の結果が地図で表示されていました。すごい差ですよね。室内でも部屋の奥と窓際の違いでも差が出るらしいそうです。帰宅後、自宅でも計ってみたのですが、木造の小さな家のため、差はほとんどありませんでした。ただ、Wi-Fiの感度は影響があるようで、自宅で今まで使っていた無線LANの親機と比較すると、やや劣るようです。


本体はコンパクトで軽く、内蔵バッテリーで約8時間通信が可能だそうで、私が使っている単3タイプが使えるこの充電器も問題なく使えました。バッテリーの残量は、高橋さんのブログで紹介されていたiPhoneアプリのiWM3500Rでチェックできるのでとても便利です。
パソコンの方のネットワークの設定を済ませ、ネットブックは内蔵のWi-Fiを、1階のデスクトップはWi-FiのUSBアダプタを、有線LANだった2階のデスクトップはWM3500RをUSB接続して使うようにし、既存の12MのADSLは解約に。ただ、自宅のパソコンを出先から遠隔操作したり、AirVideoでパソコンの動画をiPhoneで見たりする場合は、自宅はWiMAX、出先はソフトバンク回線を使わなければなりません。
それと、iPhoneはSIMを引っこ抜いて通信をWi-Fiのみにし節約するという手もありますが、iPhone 4を買ったときにパケットフラットになってしまったので、Wi-Fiのみで使おうとしても通信費は変わらないままです。このあたりは、これらの新通信サービスを見越して、ソフトバンクが通信費を値引かれないように対処してきたわけですね。ただ私の場合は、ガラケーは解約したのでiPhoneは電話としても使わないといけないし、WiMAXのエリアはまだ狭く、ソフトバンクの回線無しというわけにはいかないので、iPhoneの通信費はパケットフラットでなかったとしても、現状のままとなりそうです。

ちなみに、自宅でのWiMAXは6Mbps弱。この速度だとYouTubeのHD画質は厳しいですね。落としてから見るしかなさそうです。しかし、ブラウジングやファイルのやりとりなどは、この速度でも十分満足。自宅ではADSL代わりになり、出先ではiPadネットブックの通信に使え、端末代や初期費用は無料。プロバイダのメールアドレスがもらえ、2年縛りでなく1年契約で、その1年後には13000円のキャッシュバック。お得ですよね。