1月のランニング

今月のランニングの走行距離は397km。

今月はレースに出場し、フルマラソンの自己ベストを更新し、充実した月になりました。年末にフルを走ったときに、25km以降に大きく失速してしまうのが私の弱点だったため、練習では20〜30km走を多めにこなしたのが、良い結果につながったようです。私はランニングの走歴は5年ほどあるのですが、ストレス発散と健康維持が目的だったため、3~5kmほどの距離をのんびり走っていました。徐々にレベルアップしてきたのをきっかけに、目標を定めて本格的に走ろうと思ったのは昨年から。どうせ本格的にするなら目標は高いほうがいいと思い、フルマラソンを3時間以内で走るサブスリーを目標にしました。今年46歳になるため、ハードなスポーツを行う場合はもう後がない年齢。生涯記録を作るための残された年月はほとんどありません。そのため、トレーニングは真剣でした。始めた当初は、1kmを5分30秒のペースで10kmを走るのが限界だったのですが、日課のようにトレーニングに励んだおかげで、1年も経たないうちにフルマラソンを3時間5分で走れるようになりました。あと5分縮めたら目標達成です。あと5分ならもうすぐのような気がしますが、距離にすると1km以上離れています。直線で1km先に人が立ったら、見えるか見えないかほどのレベル。まだまだかなり練習しないと、この5分は大きな壁になりそうです。
初心者の私が、大幅にレベルアップできたのは、他の方の練習や傾向をブログやTwitterで知ったため。真似たのではなく、その人の欠点を探したのですね。練習を続けてもほとんど記録が伸びない方が見えますが、そういった方を見ると、練習が同じパターンの繰り返しになっています。同じ負荷の練習を続ければ、現状維持はできても、レベルアップにはつながりません。また、たまに変わった練習をしても、月に1度あるかないかの頻度。その練習でせっかく鍛えた筋肉も、1ヶ月も経てば元に戻ってしまいます。そのため、自分のトレーニングは、日を追うごとに負荷を大きくするようにしました。それは月の走行距離にも表れています。速度に関しては、かなり厳しいレベルまで追い込むこともありました。峠走やトレイルラン、自転車など変わった練習は、継続できないようであれば控えるようにしました。
それと、多くのレースに参戦している方も見えますが、次々にレースに出てしまうと、好記録が出なくてもまた次に頑張ればいいやというパターンに陥ってしまいがちです。このレースが最後のレースという気持ちで、数ヶ月間練習に励みレースに挑んだ方が満足な結果が出やすく、有意義なレースになると思うのですよね。そのため私は、練習を重ね弱点を克服し、絶対好結果が出せる状態で出場しました。好タイムを出せる自信がないような段階では、練習不足の証拠。満足な結果が出せないレースは、挫折、徒労感、劣等感、モチベーションダウン、自信喪失など、マイナス面が多いです。もちろん、反省し課題を設け、再びしっかり練習をし直すきっかけになるかもしれませんが、浪人生と同じで遠回りになるだけかと思います。資格試験を受けて落ちると、一気にやる気を無くしますが、一発で通ると、調子に乗って次の新たな資格試験にチャレンジしたくなる、あのハイテンションはかなり効果的ですよね。今の私はちょうどこの段階。短期間で上達するには心理的に有効な方法で、そのためには落ちないことが重要。それもあって、10kmやハーフのレースは出場することはあるかもしれませんが、次回のフルマラソンの参戦計画はまだ立てていません。練習を重ねフルを試走し計測し、サブスリーのタイムが出せるようになるまでは、フルマラソンのレースはお預けです。「サブスリーを達成する!」これが今年の目標です。