バインダーノート

NoteshelfやUPAD、FastFinga3など、iPadでの手書きアプリが優秀で、紙のノートの出番が減ったものの、やはり紙のノートは自由度があり手軽で便利です。私は綴じてあるタイプではなく、バインダーノートを使うことが多いです。ルーズリーフが変更できるのであとで整理ができるし、無地の用紙を用意すれば、こちらのページのようなサイトを利用しプリントすることで、多くのテンプレートを利用できます。
ただ、バインダーノートはリングが邪魔で、ノートを開いた左のページへ筆記するときに、手がリングに当たって書きづらいのですよね。そのため、保存用は大きなリング径でいいのですが、筆記用は小さなリングが便利です。
リヒトラブというメーカーから、コンパクトなバインダーのツイストリングノートというものが出ています。こちら。脱着が簡単で便利なのですが、補充用のルーズリーフが一般的な規格のものではないのが残念。専用品が割高で気に入った罫線もないため、安価なツインリングノートをばらしてそれを補充用に使っていました。
ところが、一般的な規格のタイプが、コクヨから登場したので早速買って来ました。

下側がリヒトラブ、上側がコクヨです。リヒトラブは開いたノートの左右のページを上下にずらすとリングが開くのですが、コクヨは上の出っ張りを押すと開くタイプです。リング径はコクヨの方が大きく、作りはリヒトラブの方がしっかりしています。

この写真ではわかりにくいのですが、下側のリヒトラブは閉じた部分がしっかり噛みあうのですが、上側のコクヨはリングの閉じた部分に遊びがある作りになっています。
どちらのノートも表紙をくるりと裏に回せば、筆記のページ面を表紙に回せるため手持ちでも筆記できるし、1ページ分の面積しか場所を取らないので、机の上で使っても邪魔になりません。無地や方眼の罫線を使えば横向きに使うのも快適です。そしてコクヨは既存のルーズリーフが使えるため、200枚178円という安価な用紙をメモ用紙感覚で思う存分使えます。また、専用用紙を使うか、ツインリングノートをばらすかしか使えないリヒトラブの方は、サイズが豊富に出ているため、システム手帳タイプのバイブルサイズやミニサイズを使えば、安価なリフィルが使えるので経済的です。私はバイブルサイズのものを使っているのですがとても使いやすく、

机の片隅に筆記面を表に向けてスタンバイさせておけば、サッと書けるメモ帳としても利用できます。リフィルはカレンダータイプも売っているので手帳としても使えますね。穴を開ける6穴パンチがあれば、予定表をプリントした大きな用紙も折りたたんで綴じられます。
簡単なメモはiPhoneを使ったほうが便利ですが、文字量が多かったり、図を描いたりする場合は紙の方が便利ですよね。それをJotNotなどのスキャンアプリを使いiPhoneに取り込めばデータを一元化できるし、キーワードを入力しておけば必要なページを検索して取り出せるため、お気に入りのメモ帳やノートを分け隔てなく利用できるので便利です。